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塩見直紀の試行100(037)「使命多様性」

半農半X研究所の塩見直紀が試みてきた小さな100個(本、ワークブック、ワークショップ、ツーリズム、コンセプト、コレクション、法則など)を紹介しています。

1992年、地球サミット(UNCED)がブラジルのリオでおこなわれころ、「生命多様性/生物多様性」ということばに出会いました。いまから約30年前のことです。大事なことばだとは思いっつ、何か表現できていない大事なものがあるのではないかと感じた僕は「使命多様性」ということばをつくってみました。「使命多様性」で見えてくる世界があるのではないかと。 

当時、京都市内に住んでいて、フェリシモという会社のサラリーマンでした。このことばを得てから、電車で乗り合わせた隣人も愛せるようになりました。ぼくもこの人もみんな多様なミッションを持って生まれてきていると!使命多様性は人間だけじゃなく、他の生命を見るときにも視野がひろがり、まなざしが変わります。梅にもカブトムシもそれぞれにミッションがあると。家族もそうです。みんなそれぞれにミッションを持って生まれている。そんな視点を使命多様性は与えてくれると思っています。


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