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コンセプトに関するお宝系のことば(塩見直紀選)

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いろいろなことばをこれまで「ことば貯金」してきました。そのなかで、コンセプト系のことばだけを抽出したボックスを自分のためにも作ってみました。1993年ころ、「新概念創出力」という… もっと読む
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塩見直紀の試行100(012)「グッドコンセプトAtoZ」

半農半X研究所の塩見直紀が試みてきた小さな100個(本、ワークブック、ワークショップ、コンセプトなど)を紹介しています。 2016年に京都府福知山市に開学した「福知山公立大学」(地域経営学部)に特任教員として5年、勤務しました。塩見ゼミでは優れたコンセプトに学び、自らもコンセプトメーカーになることをテーマとしてきました。 13名のゼミ生(2年後期)が気になるコンセプト、素晴らしいと感じるコンセプトを毎回、角4事例調べ、発表します。4事例とは、日本~世界事例を2つ、学生の出

塩見直紀の試行100(019)「コンセプトリーダーシップ」

半農半X研究所の塩見直紀がおこなってきた100の試み(本、ワークブック、ワークショップ、ツーリズム、コンセプト、法則など)を紹介しています。 1992年ころでしょうか、2つの言葉と出会い、とても影響を受けました。1つは「ソーシャルデザイン」。もう1つは「新概念創出能力」です。 ソーシャルデザインに関しては、当時、つとめていた会社に「ソーシャルデザインルーム」の提案をおこない、実現するのですが、この10年くらい、日本でもソーシャルデザイン人気です。 新概念創出能力というこ

塩見直紀の試行100(009)「コンセプトゼミ~コンセプトメーカーになるための問題集」

半農半X研究所の塩見直紀が試みてきたもの(本やワークブック、ワークショップ、コンセプトなど)を100個紹介していきます。 今回は福知山公立大学(地域経営学部地域経営学科)の3年ゼミでつくった冊子「コンセプトゼミ~コンセプトメーカーになるための問題集」(2020)です。 10年ほど前から、「コンセプトスクール」というワークショップを京都市内でおこなってきて、そこでは私が作った「問い」を出題してきました。例えば、「あなたがソーシャル系大学をつくるなら?→○○大学○○学科」とい

メモ写真010「社会彫刻」

ドイツの現代美術家ヨーゼフ・ボイスが提唱した概念。こちらも9・11から20年の今日、自分に、そしてあなたに贈ることばです。

塩見直紀の試行100(026)「コンセプトスクール」

半農半X研究所の塩見直紀が試みてきた小さな100個(本、ワークブック、ワークショップ、ツーリズム、コンセプト、コレクション、法則など)を紹介しています。 20代のとき(1992年ころ)、「新概念創出能力」という言葉に出会って以来、コンセプトに関心を持ってきました。半農半Xというコンセプトはその数年後、誕生しています。コンセプトマニアの僕が2014年に始めたのが、「塩見直紀的コンセプトスクール」の通信教育版です。2013年から、京都市内でほぼ毎月、教室型の「コンセプトスクール

セレンディピティのためのことばメモ001「整理力の強い概念」

この言葉から浮かんできたのは、「関係性の回復」ということば。いま、いろいろなものを整理できることばではないかなと思っています。 noteでできることって何だろう。1つのセルフ実験として、「セレンディピティのためのことばメモ」を日刊で始めます。

セレンディピティのためのことばメモ046「つねに新たな概念を創造すること、それこそが哲学の目的なのである」

20代のころ出会って影響を受けた「新概念創出力」。これからもそれをめざしてまいります。

セレンディピティのためのことばメモ082「新しいものや新しい概念を作り出すには、お金と時間の元手がものすごくかかります。」

良質の時間の確保し、よい思索を重ねていく。自分なりの新しいもの、新しい概念をつくり出していきます。

セレンディピティのためのことばメモ094「論文に求められているのは、つねに『新しい概念を打ち出す』ことだ。」

新概念を創出することの大切さを意識し始めてもう30年になります。上記の「論文」ということばにとらわれず、「アート」「哲学」「本」「創作」「note」「車」など、いろいろ変えてみましょう。

メモ写真104「整理→創造→概念の創造」

哲学者・小川仁志さんの『超・知的生産術 頭がいい人の「読み方、書き方、学び方」』の本にあった図です。毎日、noteで「セレンディピティのためのことば」を紹介していますが、「概念の創造」をめざすという自分にとっての意味もあります。

セレンディピティのためのことばメモ120「一見ばらばらな概念を組み合わせて、何か新しい構想や概念を生み出す能力」

世界は未コラボレーションだらけ。世界初の組み合わせはまだ至るところにある! 残りの人生でも挑戦していきたいです。いろいろ組み合わせていきましょう。

セレンディピティのためのことばメモ131「現代美術の評価基準は『概念の創造』ですから、言葉を重視しなければなりません。」

村上隆さんの『芸術起業論』は近々再読したいと思っている本の1つです。ブックオフにたまに行くと、必ずあるのでよく売れた本なのですね。未読の方はぜひ。

メモ写真208「ジョン・ケージ《4分33秒》」

米国の音楽家ジョン・ケージ(1912-1992)が1952年に作曲した作品。音楽系の人間ではないのであまり考えて来なかったのですが、現代音楽にも新概念の創出が重要なのですね!

セレンディピティのためのことばメモ191「哲学の生業は概念づくりだ」

「哲学と概念」に関することばもコレクション中で、関心を持ってきました。『世界は贈与でできている』の本のなかで出会ったこのことばにも反応です。