Photo by kiyofico 朝の襲来 2 さとうしお 2020年9月20日 14:45 熱を帯びた内側の襞は裏返し、傷を負った鎧の下で吐き出す言葉は面汚し 朝が来る 弓なりの細い光、数多の瞬きはビルの海原と溶けてひとつになり 朝が来る 輝きは万人のもの、高慢な光に侵され立ち尽くすのはサダメ ただ私だけがひとつになることもできず、襲来する朝に疼く傷を抱き、支配者が万人に向ける笑みから身を隠し、鎧の下に光る弓矢を握りしめる ダウンロード copy #詩のようなもの 2 よろしければサポートお願いいたします。書き続ける力になります!🐧 記事をサポート