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レコード生活つれづれ
ハイパーソニック・エフェクト〜♫
というわけで
レコード生活始めました♪
最初の1枚に選んだのは
大好きなグールドが弾くバッハ
ゴールドベルク変奏曲(55年録音版)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83562573/picture_pc_d5c5b80b2ac73cc27ffc379a0a862a59.png?width=1200)
私の青春の1枚♡
初めてグールドに出会ったのは
確か中学生のとき。
バッハの平均律を弾き始めたころ
参考になればとCDを買いに行って
なんとなく選んだのがグールドでした。
当時のピアノの先生に見せると
「なんでまたグールド…」と言われ、
なんだか間違って悪いことをした気に
なったのを覚えています。
まあ、確かに型破りな演奏なので、
初めて平均律に触れる中学生には
参考にはならない演奏でしたが。
どちらにしろその頃は
バッハが苦手で
むしろ何がいいねん?!
と思っていました。
弾き映えしないのに
嫌がらせのように弾きにくくて
数学的で対称的な旋律を
うらめしい気持ちで
練習していたものでした。
その後音大生になっても
夢中になって聴いていたのはロックの方で
バッハに限らずクラシックは
勉強のために聴いていた、
というのが正直なところ。
それを一変させたのがグールドでした。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83563574/picture_pc_37153ea91063a84c568c6310e0f9d86c.png?width=1200)
たまたま親戚がクラシック100枚セットを購入したのをお借りして、色々聴き流していた時のこと。
な、なにこれ?
と鳥肌が立ちました。
細胞が泡立つような感覚。
ロックファンだった私が
ロックンロール以上に興奮していました。
それが81年にグールドが弾いた
ゴールドベルク変奏曲でした。
そこからグールドの虜になり
CDや本を集め、映像を求めて
大学の視聴覚室にも通いました。
それから20年以上経つけれど
私の中で81年のゴールドベルク変奏曲は
不動の名盤です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83563367/picture_pc_324e721d4744e6c4402a9b2fced19bcf.png?width=1200)
超難曲なので譜読みで諦めましたが
楽譜をうっとり眺めながら
他の演奏と聴き比べてみたり
何度聴いても
いつ聴いても
永遠に飽きることがありません。
55年の演奏は手に入れたけど
やっぱり81年の名盤も
レコードで欲しいなぁ…。
(手に入らないんだなぁ…)
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