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「退かぬ!媚びぬ、省みぬ!」な人に必要なものが愛だって知ってるだろな話

フリーランスだって打合せはある。オンラインばっかじゃない。対面スタイルで仕事することの方が多い。オフィスに通わない分(会社ね)、通勤のコアなタイムで移動することは少なくなった。


けったいな人にエンカウントする率高まる

むしろイレギュラータイム、いつもの地元の駅周辺、午前10時~午後1時ぐらい。サラリーマン時代に遭遇できなかった人々と地元近辺でエンカウントする。

ちなみに僕の地元はまぁまぁけったいな人が多いと聞く。がなかなか出会ってこなかった。が、フリーランスになってから外出するたびにその「けったいな人」に良く出会う。(けったいな人=不思議な人・おかしい人)

けったいな人のなかでも、スライムベスクラスでエンカウントするのが「どかない人」と「どいて欲しい人」。(良く出会うという意味よ)

駅のホームでの点字ブロック際のドリブル

駅のホーム、点字ブロック手間でお行儀よく並んでるギャル、対するはカートを押してホームを点字ブロックギリギリで歩くおばあさん。

「どいておくれやす」でサイドライン際を駆けあがる滝一タイプのおばあさんに対して、「一切反応しない」という使い込みすぎたR2ボタンタイプのギャル。

結局、動かないギャルのかかとを、カートで轢き直進したおばあさんの勝ちだった。それでもギャルは反応しない。反応できないのか?
おばあさんの「おおきに」というアイロニーがホームに響く。

電車の扉付近、ここは通さねぇの攻防

電車の扉付近、もたれかかる女性。席が空いていても座らない。扉にただもたれかかっていたい。依存のスタイル。ながらも、その指定席は譲らないタイプのビジネスレディ。「どかない人」だ。

京阪電車のプレミアムカーチケットでその位置を買ったのだろうかといわんばかりの不動さ。命がけで守るゲートキーパーだ。通した人の数だけ、命が減るのだろうか。とにかく、どかない。

その扉、ほぼほぼ開く。反対側は開かない。だけども、開く側に立ちふさがる。降りる人と乗る人、その間に逆流防止弁の如く、立ちふさがる。降りる人はそれなりにスルっと降りれる。しかし、乗ることは困難だ。立ちふさがるから。出たら入れない、降りたら乗れない。

そこで事件が起きた。降りた人が「ここじゃねぇ」となり、再び乗り入れようとしたとき、そうゲートキーパーは命がけで立ちふさがるのだ。
「ここは、通せねぇな」と言わんばかり。しかし、視線はスマホのゲームに。そう、ながらゲートキーパーなのだ。

階段のテトリス阻止、姐サン

階段を登る、駅の階段を避けエスカレーターに乗る人が大半だ。わが町沿線の駅にはあまりエスカレーターはない。階段なのだ。上り側と下り側が明確に分けられている。

だが、僕が上りルートで登頂しようとしている時に、目の前に下りの姐さん。左が上り右が下り、そんな矢印まであるのに僕たちの上りレーンに堂々と下り族が。姐さん!イカついカバンを背負った姐さん。堂々と降りてくる。

そこには凸みたいなブロックがあるのに、上から凸が来るみたいな。姐さんの後ろには下り族の一派が追従してくる。

アタイがこの道を、拓く!
的に降りてくるのだ。避けないのだ。

愛ゆえにな精神が解決の道を拓く

このどかない人どっかで。。。そうだ!あの人だ!南斗聖拳最強の男!聖帝サウザーだ!

「退かぬ!媚びぬ、省みぬ!」

そうだ、表裏逆!臓器の位置、秘孔の位置が逆!
そんな人には話は通じないのだ。

そんな「どかない人」「どいて欲しい人」二人の気持ちはすれ違いばかりだけど、分かり合えない二人に必要な心は『譲り合いの精神』なんだよ。

そうすれば、きっと世界から争いも無くなっていくのさ。『愛ゆえに人は、人を想いやれるのだから』、たまには真面目に。名作北斗の拳より、素晴らしいお言葉引用させていただきました。

おわり

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