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ダイハツ滋賀アリーナに行ってきた


2022年12月18日(日)に信州ブレイブウォリアーズのアウェイゲームがあり、またダイハツ滋賀アリーナが同年同月にできたばかりということで、前日に奈良へ行ってきたついでに、

応援も兼ねて見に行くことにしました。

2025年の滋賀国体の会場になるみたいですね。
こういった機運って新アリーナを作る同機にちょうど良いんです。

で、今回対戦相手の滋賀レイクス。
あれ、そういえば滋賀レイクスターズってあったよね?と思った方もいるのではないでしょうか。
そう、滋賀レイクスターズは滋賀レイクスに名前も、エンブレムも、ロゴも、すべて一新したのです。

滋賀、日本一へ。

その先には信州ブレイブウォリアーズも目指す新B1リーグがあります。
新B1を目指すクラブはいま必死に取り組んでおり、試合もそうですがサービスも創意工夫して集客に取り組んでいます。
おそらく新B1審査までの今の時期がいちばん、アリーナで楽しめる時期なのでないでしょうか。

試合だけなら月額税込508円のバスケットLIVEで十分なのですが、新しいアリーナは行って観て体験するしか感じることはできません。
青春18きっぷ期間ということもあり、今回は電車で向かうことに。
最寄り駅はJR東海道線(琵琶湖線)の瀬田駅です。
新快速が停まらないので注意です。

駅構内にポスター
南口がバス乗り場です
改札を出たらエンブレムが
駅全体がレイクスブルーに
瀬田駅から”6分ごと”に出発するシャトルバス
(1時間で10本!)
片道260円、往復で500円
交通系ICカード使用不可
シャトルバスを降りたら階段を下ります
夜間暗そうですね※
案内図
グッズ売場
グッズ売場に(買い物)カゴは必須ですよ!

声を大にして言いたいのですが、

スタジアム、アリーナでのグッズ売場には
絶対に
(買い物)カゴを置いてほしいです。
キャッシュレスも必須です。

なぜか?
お客さまの両手に何点も買うグッズを持たせるのですか?
お客さまに多額の現金を持ってこさせるのですか?
ということです。

コインロッカー(無料)は
地味にありがたかったです
信州ブレイブウォリアーズのグッズ販売
…ですが自分が行った時には誰もいませんでした笑
ついこないだ来てたようです
釣り下げ式ビジョンとLEDが素晴らしい

ここでみなさんに問題です。
次の画像で私が欲しいと思ったものが写っています。
それは何でしょうか?
ヒント 信州ブレイブウォリアーズのホームゲームには無いものです。

そうですね。
右上のビジョンに写っている松喜屋の近江牛の焼肉重ですね。

地味に滋賀レイクスの割りばしもGOODです
大津市のPayPay還元でラッキー

これ、たったの1,350円で近江牛いただけたうえにすごく美味しかったんですが全然売れてませんでしたねえ。。

ではないんですよ。笑

正解は、三面ショットクロックでした。
ショットクロックって選手や審判やテーブルオフィシャルズ(T.O)が見えればよいわけではなくて、観客にも見えるようにしてほしいんですよ笑
ショットクロックバイオレーションってオフェンス時だと攻撃を1回ロス(ターンオーバー)してしまうし、ディフェンスなら24秒守り切ったってことで素晴らしいプレーになるんですよね。
これを観客とともに共有して、一体感を作れるアリーナって強いと思うんです。だからこそブザービーターが盛り上がるんですよね。でも、そもそもショットクロックの残り時間が見えてないと、あれ、なんでみんなブザーでこんなに喜んでいるの?ってことになります。会場にいてそれはもったいないなと思うのです。
三面でなくてもよいです。ショットクロックの観客に見える化は、新B1のデフォルトであってほしいです。

2階席に上がって1周してみると、特別席らしきものをみかけました。

しかし、、

これでは特別席から試合見えませんね笑

1回外に出てみましょう。

動線でのスタグルアピール良いですね
キッチンカー
どこも行列でした
オフィシャルフードショップ
LAKES KITCHEN
レモンチューハイは映えますね笑
1階席はドリンクホルダー完備です
アルコール消毒も欠かせません
スタッフが掃除機を持っているのは
ポップコーンを売っているから
これに気づけたあなたは変人です

私はメイン指定席の2列目で観戦しました。
滋賀レイクスはダイナミックプライシング(価格変動制)を採用しており、ここの座席は3,300円で観戦することができました。(通常時4,100円)

どちらを見てもショットクロックが見えます

アリーナの感想
・ことぶきアリーナに近いかたち
アリーナを1周した感じでは、ことぶきアリーナ千曲を大きくしたような感じを受けました。そんなに特別感が無いんですよ。
なんかこう書くと悪いように聞こえますけど笑、これを言い換えると、地方のどこにでもできるので、アリーナを建設するハードルが下がると思うんです。
そうなると、老朽化した昭和の体育館がどんどん令和のアリーナになっていければすごく良いことではないでしょうか。
コート部分以外での土足禁止はもちろん、冷暖房もついていない、トイレは和式で古いままなんていう体育館はまだまだたくさんありますから、そこがどれだけ生まれ変わっていけるかだと思います。
逆に言えばことぶきアリーナを滋賀ダイハツアリーナにすることも可能だったのかなとも思いました。

・広告バナーがすべてLED
スポンサー様のバナーって、ほとんどが横断幕のような感じで試合会場に掲出されているところが多いですが、滋賀ダイハツアリーナは広告バナーがすべてLEDになっていました。これは都会のクラブではなく、いち地方のクラブでもこういったことができるんだということが証明されたという感じです。
LEDが良くてバナーがダメというわけではありませんが、スポンサー様がついたら広告バナーを作る必要があり、それを試合会場に設置(掲出)しないといけないわけですが、こういう場合はLEDだけ設置すればあとは表示すればよいだけなので、柔軟な対応も可能にできるようになります。
それにスポンサー様表示だけでなく、演出面でも連動することでかなり大きな意味があります。
余談ですが信州ブレイブウォリアーズのT.O席にあるLEDはBリーグのものなので、クラブが持っているものではありません。
なので長野県内でLED広告を自前で持っているスポーツクラブは2018年から使い始めている松本山雅FCだけとなります笑。

・雰囲気は映画館
もうひとつ感じたのが、スポーツ観戦ではなく映画を観に来たのではと錯覚するような雰囲気を感じました。
ひとつが、会場内が黒に統一されていて密閉感を感じたこと。
照明とLED広告・LEDビジョンの演出で試合以外にも見どころがあること。
もうひとつは会場でポップコーンやドリンクなどの軽食が売られていること。
まさに映画館ですよね。笑
試合を観に来たんだ、というより毎回内容が変わるスラムダンクの映画を観に来たんだという感覚でした。
スポーツ観戦のあらゆるハードルを下げたのでは?という感じを受けたのです。

この日の観客は2,344人でした。
実は、滋賀レイクスと信州ブレイブウォリアーズってクラブ規模も観客動員数もほぼ同じ水準なんですよね。
そうなると、仮にみなさんがもしホワイトリングとダイハツ滋賀アリーナが隣同士にあって、同一カードだとしたらどちらの会場で試合を観たいと思うでしょうか?
アリーナが新しければ良いではなく、アリーナの中で何ができるか?がポイントです。

そんな感じで新アリーナも楽しみつつ、信州ブレイブウォリアーズも勝利しました。

さて、私は前から行きのアクセスより帰りのアクセスと言っているだけあるので、ちゃんと帰りのシャトルバスもレポートしたいと思います。

試合後、すぐさま瀬田駅行きのシャトルバスに飛び乗りました。

16:30頃出発したバスは17:00ごろに瀬田駅に到着しました。
これまでのスタジアム観戦経験から時間に余裕を持ち、所要時間15分が倍の30分かかりましたが、乗る予定の電車に間に合いました。

17:11発の米原行きに乗らないと
松本まで帰れません

レイクスのすごいところは、ちゃんとアリーナまでのアクセス状況を報告し、改善すべきところを把握していることです。
これはBリーグだけでなくJリーグも含めた全クラブが参考にしてほしいです。
スタジアム・アリーナのアクセス面で完璧なところって絶対無いです。なので、悪いところ(どうしても改善できないところ)はちゃんとファン・ブースターと共有して協力してもらったほうが得策なのではないでしょうか。

その他今後の改善について
平日ナイター開催ではアリーナ~バス停の間に明かりが少ないため、階段や横断歩道が危険だという意見がお客さまだけでなく実際にご案内にあたったスタッフ間でも出たため、次回のナイター開催までに対策を予定しています。

滋賀ダイハツアリーナ アクセスレポート(12月16日)

※14時ティップオフのデーゲームにも関わらず、シャトルバスからの階段を下りただけで照明の数を把握し、ナイター時などの夜暗いときは階段の上り下り大変そうだねと一発で見抜いた私はやはり変人だなと思いました。

以上、ダイハツ滋賀アリーナを観てきたでした。

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