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【ホワイトリング】モバイルオーダー一本化について解説します

男子プロバスケットボールリーグ・Bリーグの開幕まで1週間を切っているなか、信州ブレイブウォリアーズ界隈である発言が話題になっているようです。

ちょっと興味深い内容でしたので、少し踏み込んで解説したいと思います。
ただし、以下の前提があります。

2023年9月30日09:00時点でまだ公式発表されていない(クラブからのリリースが無い)ので、正式に決まっていないことであることをご理解いただきたいと思います。
発信者を信用していないのか?と思われるかもしれませんが、こういったリリースは選手の移籍関連と同様で公式の発表が正式となります。

なのであくまで私個人の感想程度にとどめていただければと思います。


前置きが長くなりそうなので結論から行きます。

モバイルオーダーで行列は解消できないです

ただこの結論に至るまでかなり複雑な経緯があります。
なので公式に発表されていないことへの個人の感想となりますので、お時間ある方は暇つぶし感覚でご覧になっていただければと思います。

①モバイルオーダー一本化の告知は既にされていた

実はモバイルオーダーに一本化するというのは2023年9月3日に行われた信州ブレイブウォリアーズTIP-OFFイベントで既に告知済みだったんですよね。
すいません、私まったく見られてませんでした。。が、そもそもそのような大きな変化点があればSNS等々で拾えたんですが、みなさん発信されていなかったということは興味が無かったってことなんですかね?笑
(動画の28:20~から説明があります)

もちろん、説明にもありますとおりスマホ未保有者やお子さまなどへは専門の受付ブースを設けて対応するとのこと。
なので私のような素人があとから知る分には操作(注文)するだけなのでさほど影響はないのですが、今回話題になっているのは出店者側、つまりモバイルオーダーに対応する側があとから知ったということなんですよね。
その、水面下でちゃんと進めておかないといけないところはちゃんとやっておいてほしいです笑。でないとこのように逆に面倒なことになりますので。

モバイルオーダーへの積極的な取り組み、新しいことにどんどんチャレンジしていく姿勢はすごく評価しています。悪い言い方になってしまって恐縮ですが、チャレンジするならまだ人が少ない今のうちなんですよね。もちろん時代は進化していて常にチャレンジ精神は大事なんですが、人が多くなってから変わるとなると結構やりずらいというところもあります。
なのでその点はきちんと評価できます。

②なぜ試験運用できなかったのか

個人的に気になっていたのは、2023年9月22日~24日のホワイトリングでの天皇杯でなぜ試験運用ができなかったのかということです。
この試合、天皇杯という中立な試合でありながら、主管クラブが運営できるというある意味、選手も運営もプレシーズンゲームみたいなものなのです。
なので、そこで試験運用できれば課題や良かった点などいろんな意見を拾ったうえでのホーム開幕戦に望めたと思うんです。
先にも書いた通り、チャレンジするならまだ人が少ないうちなんですよ。
松本山雅FCはアルウィンが3月のホーム開幕戦前に全く使えないため、毎年運営の変更点はぶっつけ本番でホーム開幕戦で実施しているので、その前の周知にはめちゃくちゃ力を入れているんですよね。なので、お客とクラブが一緒になってホームゲームを作っているので、大きなトラブルが起きにくいんです。(たくさんお客様がいらっしゃるので全く起きないわけではないです)
なので、信州ブレイブウォリアーズ(Bリーグ)は山雅・パルセイロ(Jリーグ)とは違って

全クラブが第1節にホーム開幕戦を運営できる
全クラブがホームアリーナでプレシーズンゲームを開催できる

山雅とパルセイロの現状では絶対に第1節がホームでできないことを考えれば、信州ブレイブウォリアーズは第1節をホームでできるアドバンテージは大きいもので、だからこそプレシーズンゲームも大事にしてほしいものだと思っております。

③現金は手間

あとこれも気になっていたのですが、モバイルオーダー一本化するなら現金決済もやめてほしいです。
高速道路にETCで入って、ETCレーンが封鎖されているわけでもないのにわざわざ一般レーンで現金で精算して降りる人っているでしょうか笑
それにキッチンカーで時間を取られるのは提供時間がほとんどですが、お金のお支払いも時間取られるんですよ。
え、そんなの注文して中で調理しているあいだに払ってしまえばいいだろと思うかもしれませんが、違うんですよね。
現金ってものがそもそも手間のかかるものなんです。
まず、出店者側は現金を使うお客のためにつり銭を用意します
1万円札を出してくる人、いるんですよね。なので千円札何十枚用意しましょうか。10人連続で1万円札出して来たらみなさんどうしましょう。
うちは現金オンリーですドヤアと言いながら1万円札出したら「え?1万円札出すの?」って顔されたことないでしょうか。
もちろん小銭も必要です。500円玉、100円玉、50円玉、10円玉、これらの釣銭を用意するために時間を割いて銀行へ出向き、出店者側がお金を払って両替をするわけです。当然その手数料は売り上げの分から引かれるわけですよね。
で、出店当日、たまたま悪天候で風が強い日です。
やばい、お釣り用の紙幣が足りない、奥のバックから替えのお札を出さないといけないで開けた瞬間に突風が舞い、ドラマで見たことがありそうな大量のお札が舞う瞬間が訪れます。
ほかにも、うっかり小銭の入れてあるケースをひっくり返してしまいばらまいてしまう光景もあるあるです。
不思議なものでうっかり小銭をばらまいた時ってなぜかきれいなフォームで遠くまで転がっていきますよね。それを探しに行く時間、ムダですね。
で、閉店した後に売り上げを計算します。ちょっとまてぃ!売り上げ個数に対して現金が足りない、もしくはなんで現金こんなに余るんだと。
釣銭の分は引いたの?、そういえばあの人は現金キャンセルしてPayPayで支払っていたんだった、よく見たら計算間違っている、万札の中に千円札混ざっていた、帰る前に見たらバイトくんのポケットに1万円入っていた、現金過不足でたからしょうがない、帳簿書き換えて利益ほとんどでませんでしたと帳尻合わせておけば次納める税金も
おっとこれくらいにしておきましょうか。
自分が過去新聞配達の集金をやっていた経験が活きています。
現金こそ手間かかると。
だから自分はキャッシュレスを推進しているし、自分も平日は現金持っていないです。所持金ゼロのヤバいやつですね。

まあ、つまり注文時に決済を同時にしてしまえば、言い方悪いですがうっかりとんずらされてもお店が損をすることはないわけです。
そこ結構大事だと思うんですよね。
もちろんお客様への信用・信頼は大事ですが、お金をいただくからこそそういった大事なところはしっかりやってほしいなと思います。

そういえばまだ結論の回収してませんでしたね。

モバイルオーダーで行列は解消できないです

そもそもモバイルオーダーって、通常に並んでいる方を差し置いて注文でき、受け取れるサービスだからこそ待ち時間ゼロが可能なんですよね。
なので、全員モバイルオーダーにすると確かに行列はなくなるんですが、待ち時間という目に見えない行列ができるんです。だから、行列自体はなくならないと。
ただ、どちらかというと大事なのは、ウォリアーズの意図としてはホワイトリングの外で寒い中待っているよりかは、ホワイトリングの中から注文して、座席など中で待ってもらって、時間が来たら取りに行くというスタイルを作り上げたいのかなと思ってます。

6,014人入場したホワイトリングの様子に実はヒントがたくさん隠されています。

実はこれってプーティン行列の酷さを伝えている記事でもあるんですよ。
それは並び方(待機列)が悪いとか、お店のオペレーションが悪いとかという問題ではなくて、フル回転で回してもあの行列ができてしまうという異常事態なんですよね。
だから試合終わってもあの大大大行列にプーティンが勝利して帰りのシャトルバス待ちの時間でもまだ販売していたことに感動したわけですが、並ぶ時間を短くできればそれに越したことは無いと思っています。
もちろんこういったときこそアナログの方が良くてとにかく回転率上げて回し続ければよいという手段も否定はできません。ただ、あまり人力ばかりに頼りすぎると長く続かなくなってしまうという悲劇が訪れることもあります。なのでそんなことになってほしくないという思いもあります。

そんなこんなでモバイルオーダー、良くも悪くも使ってみないとわからない部分はあるので、まずは否定せずに使用してみて皆さんからの率直な意見をクラブに伝えてあげてみてほしいものです。
そして後日私が体験し、いいところだけを吸収して山雅とアルウィンでもパクらせてもら

最後、まとめます。

・モバイルオーダーで行列は解消できない
⇒待ち時間という行列に変わるだけ
ただクラブとしては、ホワイトリングの外に寒い中長時間並ばせたくないという思いがある
・天皇杯で試験運用してほしかった
あくまで使うのは出店者とお客様なので、もし試験運用に間に合わなくても改めて周知はしてほしかった※特に出店者
・モバイルオーダーやるならキャッシュレス
悪質なキャンセルや受け取り忘れの抑止につなげられる
現金は手間がかかるもの

以上、モバイルオーダー一本化について解説します、でした。

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