【鳥居ゼミ実技講習会】「予防」の仕組みをつくっていこう

平たく言えばテストのお知らせです。
今月の実技講習会で鳥居からアナウンスがあったかと思います。

来月の実技講習会ではミオラブでの斜角筋リリースのテスト(実技・筆記)をします。テストの詳しい内容や範囲についてはまたお知らせしますので、少々お待ちください。

また参加されたことのない方も「お?」と思いましたらいつでもご連絡ください。医療系国家資格をお持ちでしたらOKです。

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また悪くしないよう、「メンテナンス」のために来院していただく仕組みをつくっていこう、と考えています。

症状が出てようと出てなかろうと、
・座る生活がある限り臀部と頚部は悪くなります(→その結果さまざまな症状を引き起こします)
・自分で悪くしないようにするには限界があります。
患者さんへこれを周知していく必要があります。

さらに継続的に運用していくためには、ひとつの治療院だけではどうにもなりません。
「車使って片道40分かけてメンテナンスのために通います…」ではさすがに患者さんの負担がでかいです。「よおし、散歩がてら行こうかな~」ぐらいの場所にあるとベストですね。

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・患者さんへ「予防」の必要性の周知
・メンテナンスの実施
多くの治療院がこの2点を取り組むと、世の中変わっていくのではないでしょうか。
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なのでテストに合格した方はHP(これからつくります)へリストアップして、一般の方にわかるようにしたいと考えています。
「近所にあるじゃん~行ってみよう~」というような感じです。
また「この人ウチへ頻繁に通ってもらうには遠すぎる…近所にないかな…」と連携をとるきっかけにもなればと思います。


斜角筋は伸張しなくなると円背を引き起こす大きな要因になります。そして呼吸筋です。円背姿勢が呼吸運動を阻害する要因であることは言うまでもありません。

このメンテナンスは肩こり首こり頭痛の改善だけでなく、呼吸機能の維持・向上につながります。
いまの世の中においてとても必要で、大事なことではないかと思います。

斜角筋のリリースは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に限らず呼吸機能低下が問題となる疾病に対して出来ていなければならない、基礎的なことになります。
また、自律神経症状などの諸問題は頚部交感神経節への影響が出るように治療せねばなりません。その際斜角筋アプローチは必須の技術となります。

一般に斜角筋アプローチが行われていない理由は腕神経叢を挟んで鎖骨上窩部分は肺尖部があるという外からの刺激を受け付けづらい構造にあります。
ミオラブによるリリース法が最も確実安全かつ最短で結果が出せると考えております。


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