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シムテットワンダランド #3 ~ここでもアブナイ男と禁断の果実~

どこにいたってこの男はアブナイのだ

シ”ェイト”。秘密の多き男。その類まれなる器用さと容量の良さでどんな仕事も完ぺきにこなす。

そう、彼の仕事は諜報活動。秘密諜報員だ。
さらにダブルダイヤモンドの称号まで得た、超凄腕のスパイ。

いつもポーカーフェイスで冷静な彼も…

ユウさんの前では甘えんぼーい

彼女に危害が及ばないように、彼は今日も目立たず、影のように、任務にあたる。

いや目立つだろ普通に。

「ユウさんが作る料理は世界一なんですよ!」

さてそんなユウさんはというと、彼女はその料理の腕前を生かして、料理人の道へと進みました。

バーテンダーの仕事もできちゃう。

特になんのドラマもなく、淡々とキャリアを積み、有名シェフとなった彼女の元には、彼女の料理とサインを求めてファンがお店に押し掛ける始末。シェフにサインは意味わからんぞ。

禁断の果実

順調にキャリアを積む二人だが、趣味は、庭のガーデニングだ。

最初は季節を感じながら、旬な果物や野菜を育てては料理に使ったり、ちょっと家計の足しにしたりと、それはそれはささやかな二人の共通の趣味だった。

しかし、そんな彼らは出会ってしまう。
禁断の果実に。

🐬「ユウさん…僕、育ててみたい果実があるんです…」
🌸「なぁに?」

🐬「この果実…高値で取引されるらしいんです…」
🌸「…シ”ェイト”くん」

そうして二人はすぐに仕事をやめ、
ドラゴンフルーツ農家に転身することとなるのだった。

金はいつだって人を狂わせるのだ。それはシムも例外ではない。

季節に関係なく例年を通して好きな植物を育てられるビニールハウスという発明
それはプロメテウスの火ような

🐬「ユウさん…実はもう一つ育ててみたい植物があるんです」
🌸「なぁに?」

これなんです。

🌸「それはやめておきましょう」

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