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学びは遊びだ!

年中クラスは前回に続いて数の学習のため、今回はコラムです。
生後4年の子に対して、どうしてわからないの?どうしてできないの?何度言ったらわかるの?
その気もちはよくわかります。大人とこどもの決定的な違いは「経験値の差」です。私たちは経験値があるので、できると思えるわけですが、はじめてのこと、はじめてのものは子どもにとってみたら新たな出会いです。
そして学びは特別なことではありません。生活そのものや遊びこそが学びです。勉強はできないよりできたほうが良いです。これは経験談です。私は中学までは本当に勉強が嫌いでした。昔は今と違って相対評価でした。どんなに頑張っても上には上がいました。ところが、高校に入って勉強の楽しさに目覚めました。それは絶対評価になり、頑張れば頑張った分だけ評価をしてもらったからです。今、ゼミで行っていることは経験値をあげていろいろなことに意欲的に取り組めるようにすることです。根拠は社会に出てみると上手く行かないことの連続だからです。上手くいかないからこそ次の方法を考えるわけです。と言うことは意欲的でなければ問題解決できません。
それともうひとつ、社会では人間関係が大切です。人を必要とする人が必要とされます。このコミュニケーション力はどんなに、働き方が変わったとしても、AIの時代が到来しても欠かせない問題です。
コロナ禍でオンライン上で会ったり話したりするよりも実際に会って話したり、笑った利するほうが脳が活性化され脳への刺激が全く違うようです。
このことからも意欲とコミュニケーション力は欠かせません。
皆様はお子さんをどのような人になってほしいですか?子育ての最終目標は自立です。子どもは所有物ではなく一人の人間として接してみたときに距離感も必要です。是非、我が子を信じてみてください。

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