透析中に地震が発生したら?

こんな動画を見つけました。

なにかの折に聞いた話では、「大きな地震のときは、透析監視装置につかまれ」ってことでした。
それほど大きくなかったのですが、透析中に地震が発生したことはあります。それほど大きな揺れではなかったので寝たままですごしましたが、ヤバそうだったら、透析監視装置にしがみつこうと思います。

大地震では、重たいコピー機が走るそうです。テレビや冷蔵庫は空を飛ぶらしいです。透析監視装置の大きさだと、動画内では倒れるだけでしたが、キャスターが付いているので走るかもしれません。針が刺さったまま走られたらたまらないので、しがみついて、一緒に走らなきゃいけません(?)
冗談はさておき、止血せずに針が急に抜けてしまったら血の海になりますから、それだけは避けなければなりません。

緊急時には返血せずにA側、V側を二重にクランプしてチューブを切断、緊急離脱することもあるようですが、私が通っているクリニックでは、「落差返血」の訓練がありました。回路の一端に生理食塩水のバッグを接続して、高所から流し込むことで、回路内の血液を返血する方法です。これなら停電しても安全に返血できるわけです。クリニックに火の気はなくても、同じフロアに飲食店などがありますから、火災の懸念はあるわけです。ビル自体は耐震または免震構造なので、地震だらかといって避難する必要はないはずです。それでも火災が発生すれば避難する必要がありますから、クリニックでも災害時の避難について検討されているようです。

首都直下地震や東南海トラフ地震が発生する懸念がありますから、地震時の対応について、患者としても考えておいて損は無いように思います。

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