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スーパージュニアとBTOB


今更ながらにこれを見た(基本的にワンテンポ遅い)


私の青春を捧げたスーパージュニアと今現在全てを捧げているBTOB。
この2組の共演トーク番組はかなり嬉しい。
ミュージカルとかで共演とかはよく見るんだけど、こういうガッツリ絡むのはなかなか普段から見れないから本当にありがたい。
この2組は息が長いバラドル同士、似ている部分が多い。
・先発デビュー組(東方神起、BEAST)のせいであまり期待されていなかったいわゆる雑草チーム
・花咲くまでに時間がかかった
・グループ内年齢差5歳と少し差がある
・バラエティ班が多い
・というよりも笑いに全力
・全員除隊済み

が、この2組の決定的に違う部分として"喧嘩"が挙げられていた。
スーパージュニアは喧嘩して喧嘩して喧嘩してとにかく喧嘩して家族のようになったらしい。
対してBTOBはこれまで大きな喧嘩はなかったらしい。かといって仲が悪いわけではない。
この話を聞いていてなんか分かるなあと。


原因の一つとしてまず人数。
これが一番大きい理由な気がする。
スーパージュニア最多時15人、BTOB最多時7人。
そりゃあ15人もいれば誰かは喧嘩するよ。
話し合いになんてならないよ。
というか力でねじ伏せる必要があるよねという話。
少なめな人クラス分の男子が集まればそりゃあ喧嘩もしますわという話。
逆に7人程度なら仲良しグループを構成出来そうな小さな集合体。
誰かがピリついても周囲が協力してカバー出来そう。


二つ目の理由として2番目の存在。
誰もが認めるスーパーリーダーイトゥク。
そして2番目に来るのがグループ1、いやアイドル界で最も自由人なキムヒチョル。
当時3番目のハンギョンさんは中国人で言葉の壁もあり、イトゥクのサポートをしていたカンインは素行の悪さで離脱。
実質ワンオペ。
他大所帯グループで言うとseventeenはリーダー+部門別リーダー、なおかつ長男ズの面倒見◎。
treasureもリーダー2人体制とワンオペ回避。
そう考えるとよくやり切ったと言うイトゥクへの賞賛と、そりゃあ歪みが生まれて喧嘩になるよと納得の気持ち。
対してBTOBは天使のように優しいウングァンさんの横に同い年で同じく優し過ぎるミニョクがいる。
ウングァン さんの少しポンコツな部分をミニョクがバシッと締めるスタイル。
おそらくミニョク1人でもリーダーが出来るほどの心の余裕がある上にかなり常識的な人なので見ていて安心感がすごい。
この2人がまとまって弟たちの面倒を見ていればそりゃあ喧嘩にもならないよね。と。
更に言えばスーパージュニアが自由人たちを1人のリーダーがまとめる1:14の図なのに対し、BTOBはみんなでマンネを愛でる6:1の構図。
どちらも自由な人たちの集いだけれど、BTOBにおいてはマンネがいい意味で規制係になっている気がする。



最後。
やっぱり根本的な性格。
スーパージュニアの面々は5歳児がそのまま大人になったグループ。
大人になったとはいえどのお茶目で可愛い部分があって、時折それが悪戯だったり自由奔放な振る舞いになっていたりする。
そんでもって興味の分野が違ういろんな子達が集まってるもんだから、普段バラけてる子たちが「はい、お歌の時間だけちゃんと仲良くしましょうね」っていってもそりゃあ何か歪みが起きるよね。
対してBTOBは大人たちが男子校生のふりして騒いでる感じ。
これはダメ、あれはダメ、でもあれをしたら面白そうと取捨選択した上でふざけてる感じ。
更に歌が好きと言う同じ目標があり、そこに向かって走っていると言う共通点があるゆえに、お互いにそこに対してのリスペクトだったり意見だったり真剣さだったりそう言うものがあって、そこが衝突のストッパーになってると思うんだよね。
強豪校の合唱部が合唱の話になるとスンって真面目になる感じ。
とはいえ両方ともふざけるのに全力なことに変わりはなくて、
だから両者ともバラエティアイドルとして引くて数多なんだろうなあ。と。



初めてハマったグループがスーパージュニアなおかげで、解散とかそういうものと縁遠く推し活してきたから、形は違えどBTOBにも同じ道を歩んでいって欲しいなあと。
喧嘩してもいいし喧嘩しなくてもいい、それぞれの良さを活かしながら両グループとも長続きしてくれればいいなあ。
それでは。

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