見出し画像

英語が好き

英語が好きだ、と思う瞬間。

色んな話題を英語というツールを使って、違う文化/言葉をもつ人と話している時。新しい考えに触れた時。

今、フィリピンにきている。流行りの語学留学のためだけど、毎日毎日があっという間に過ぎていく。そして、やっぱり、英語を学ぶこと使うことは本当に楽しい。ここでの生活はゴールではないし、目的があってその通過地点としているわけだけど、英語が好きだし学ぶことが好きだから本当に本当に幸せな環境。空き時間のほとんど全部英語のことに使う。単語を覚えたり、映画をみたりシャドーイングをしたり。日本人とも話すけど、それも英語学習に対する思いとか、そういう話ができる。今までは仕事があって、英語を勉強することは隙間の時間にやることだったけど、今は日中も空いた時間も全部、1日のほとんどを英語を学ぶためだけに使える。幸せすぎると思う。

今いる学校は時期的に40%くらいが日本人40%くらいが台湾人、ほかにはベトナム、韓国、一人だけスペインから英語を学びにきている人もいる。先生はもちろんフィリピン人の先生になるけど、ネイティブ講師としてアメリカ出身の先生と話すこともある。そんな環境の中で感じたこと。

ありきたりだけど自分の国の文化を知ること。一般的な意見を知ることとそれに対する自分の意見を持つ。もちろんそれを英語で言えればベストだけど、それはあとからどうにでもなる。
世界のことに興味を持つ。できたら各国の文化や状況を、精通まではいかなくても関心を持ってキャッチアップしていく。日本に本物の忍者や侍はいないし、日本食は寿司だけじゃない。ベトナムに関して言うと、危ない国ではないし、経済成長率・出生率・女性の社会進出率、何をとっても日本よりずっと良い。知る・受け入れる、というのはリスペクトだと思う。アジアって一括りにされるよりその国の事情や歴史をしっているほうがいろんなことを理解できる。だし、私も日本の文化に興味を持ってくれているのは素直に嬉しい。

今、宿題の一つに「Life imitates art」について考える、というものがある。人生は芸術を模倣する?それとも芸術が人生を模倣しているのか?私の意見を考えておくのが宿題。恥ずかしながら私はこのオスカーワイルドの有名な言葉を授業を受けるまで知らなかった。私の考えたことのない問いを知れること、そしてこのことについて英語で考える、伝える。なんてなんて楽しいんだろう。

英語を「勉強する」段階を卒業して英語で何かを学べるようになる、というのがいまのところのふわっとした目標・・・。前まではネイティブみたいになりたいって思ってたけどそれは「日本語を話してくれるベトナムの同僚」に出会ってから思わなくなった。彼女たちがどんなに私みたいに日本語を話したってベトナム人なのは変わらないし、そんなに日本人のように話せなくたって十分コミュニケーションはとれるから。「流暢に英語を話せる自分」はやっぱりかっこいいしそこへの努力は怠らずにしてこうと思う。もちろん単語や表現をすべて理解して覚えられるとは思わないから、そう言う意味では英語学習は一生続くんだろうな。あー!勉強しよ〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?