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しあわせを溢さないように。決意。

常日頃から、未来のことは目に映る景色から匂いまで、鮮明に想像を巡らせる。対して、過去のことは、しれっと気づかないふりをして置いていってしまう。

そんなわたしですが、ここ数ヶ月は自分を省みながらたくさんのことを感じ、考えて過ごしました。(noteの更新を待ってくれていた方、遅くなっちゃってごめんなさい。)長いながい旅だったな。

人間、よいところもあれば、わるいところもあります。誰だってそう。

分かりやすく言うためにはこんな風に "わるいところ" の一言でまとめた方がよいのだろう。けれどわたしは "なおした方が幸せに生きられるところ" と言おう。こっちのほうが好きだから。やさしいから。光が見えるから。

たいせつなひとたちが側にいてくれたおかげで気づけた。わたしは自らの手で、捨ててしまっている幸せがあるんじゃないか、と。

しあわせ。

朝、目を覚ますと風に撫でられる、カラスの歌に元気づけられる。グラスに慣れた味のお茶を注いで一口。視線を転がして「こりゃ部屋片付けなくちゃ」と、いちにちを始める。

慣れた手つきで作るオムライス。それを大きく、おおきく、一口。味はどこのお店にも負けない。見た目は、かないっこないけれど。

迎えたばかりのお洋服を身に纏う。その日のピュアなきもちをぎゅっとお洋服に詰めこんで。

夜のドライブ。わたしたちを待ち受けている1年後、1ヶ月後、明日はどんなに素晴らしいか語り合う。夢想家なわたしたち。

そしてなにより、このしあわせを2人以上で味わうこと。友人、家族、たいせつな誰かと。これがわたしの幸せ。幸せを噛みしめるひとときに、隣にいる人を愛していたい。そしてなにより、愛されていたい。贅沢なことなのかもしれないけれど。こんな幸せをどこかへ置いていってしまわないように、自分と向き合う決意をした。

愛してほしい人に愛される人であるために。

これまでふと立ち止まったとき、どこか後ろめたさを感じるときがあって。きっとそれは、俗にいう "わるいところ" のせいだったんだね。

もしかしたら、わたしと同じようにこころがモヤモヤがしている人がいるかもしれないけれど、焦らなくて大丈夫。自分自身と向き合うときは、来るべきときにやってくる。そのときにどしっと構えておけるように、頼れる友達がひとり、ふたりいるといいかもね。

正しくある必要はないけれど、清く、自分に正直にありたい。

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