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気がするだけ。

いろんなことがどうでも良くなる
この足で登った、大きなおおきな山のてっぺん。
いろんな色の葉っぱがある。

誰もいない。

だれも見えない
だれも話さない
わたしひとりだけ

わたしがどうにでもできる気がする。

肩がぶつかり、にらみ合う窮屈な空間も
いつの間にか知らないゲームに参加させられて、
駒になってしまう時間も
画面の向こうの嘘かほんとかわからない
面白おかしな話も

ぜんぶ気にせずに、ひとりで、
どうにか大丈夫にできる気がする。
なににもとらわれずに生き続けられる気がする。

気が、
するだけ。

わたしだけじゃ、できない。
わたしのぐちゃぐちゃな言葉を受け取って、
愛と微笑みにしてくれるおともだち、恋人。
ついつい鼻歌を歌ってしまう音楽。
ふかふかのベットと
好きなものを詰め込めるお部屋。
赤ちゃんのときにお母さんがつくってくれたタオルケット。
だから今もタオル生地がだいすき。

やっぱり、わたしは救われてる。
ひとりじゃわたしは、わたしじゃいられない。

太陽をふくんだススキがやさしい。
子どもたちを遠くに飛ばして、また来年も会わせてね。

2021/10/24

みなさんのきもちをしっかりと受けとって、カタチにしていきます。