コロナ禍の採用環境って、実際どうなっているの?
こんにちは。塩田です。
今日から6月、東京は雨、これから梅雨の時期に突入ですね。
今回は5/27(水)に【コロナ禍の「今」、求められる先を見据えたアルバイト採用とは】のテーマで開催したWebinerの内容をお届けします!
私自身、初の自社セミナーのまとめです。
定員を超える人数の申し込みをいただき、本当にありがとうございました!
採用担当の方に関わらず、様々な部署の方にご参加いただいたことから、多くの方が関心を持たれているテーマかと思い、内容をまとました。
ご参加された方の振り返りだけでなく、ご参加出来なかった方とも情報をシェアできるたら嬉しいです!5分程で読めると思います!
セミナーではお話いただいた内容は下記の通りです。
【セミナー内容】
パート1:緊急HRレポート! コロナ禍の採用市場と、 afterコロナに向けて「今」必要な備えとは!?
登壇者:株式会社ツナグ・ソリューションズ 代表取締役社長 御子柴 淳也さん
パート2:afterコロナで採用は「仲間集め」に変わる。一緒に働きたい仲間が集まる方法とは
登壇者:株式会社リフカム 執行役員 CRO 小山 剛史さん
セミナー詳細は、こちらのリンクからご覧いただけます!
(タイトルが文字化けしており、申し訳ないです)
パート1:緊急HRレポート! コロナ禍の採用市場と、 afterコロナに向けて「今」必要な備えとは!?
こちらのテーマについては、株式会社ツナグ・ソリューションズ 代表取締役社長 御子柴 淳也さんにお話いただきました。
内容へ進む前に、会社と御子柴さんの紹介をさせていただきますね!
【ツナグ・ソリューションズについて】
東証一部上場の株式会社ツナググループ・ホールディングスの関連会社として、アルバイト・パートを中心とした採用コンサルティング業を行なっています。
【御子柴社長について】
現株式会社リクルートジョブズへ新卒入社された後、同社へ転職。現場の第一線立ち続けて、現在は代表取締役社長を務めていらっしゃいます。
視界共有
まず初めに、参加者の皆さんと現状の確認を行いました。
ここでは、新聞・ニュースなど見られる「人手不足」のキーワードに着目し、2019年11月〜2020年4月の5ヶ月間の変化についてお話いただきました。
4月時点では、非正社員に関して約85%の企業が人手不足を感じていないと回答する結果が出ていることを、帝国データバンクのデータを参考に共有されました。
4月としては7年ぶりの1割台まで減少しており、この数字からもコロナの影響の大きさが感じられますね。
セミナーでお話された帝国データバンクのデータは、下記からご覧いただけます。ご興味ある方は、ご参考ください!
課題整理
先述した採用環境を踏まえ、ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス)で実施された「時給で働く人1000人調査」の結果を参考に課題の整理を行いました。
「時給で働く人1000人調査」の結果資料は、こちらダウンロードできます。ご参考ください!
約1ヶ月で働く時間が減った人は、49.4% → 78.1%へ増加しました。
本日時点では緊急事態宣言が解除され、経済再開に向けて徐々に動きだしていますが、以前と同じ水準まで戻るには、まだまだ時間がかかるのではないでしょうか。
仕事が減った影響により、収入が5万円以上減った人は約40%。
収入が変わらないと回答したのは、全体の8.5%であり、90%以上の方が収入が減っている状況にあります。
私自身、自宅で過ごす時間が増えた為、コロナ前の月と比較して支出が大きく減りました。
その結果、巡り巡ってソシャールワーカーとして暮らしを支えている方の生活に影響が出ている為、一個人として経済活動に参加していかないといけないなと、感じました。
そんなことで、私が試したサービスを紹介します!
宅麺という、サービスをご存知でしょうか?
自宅でもお店さながらのラーメンを食べることができるサービスです。
(写真を撮っておけば良かった…)
多くの人気店が出店していますので、ご興味あればお試しください!
これからに向けて with コロナとの考え方
気になるのは、状況は理解したけど、これからどうしたら良いの?という部分ですよね。
こちらについて、御子柴さんはアルダーファのERG理論を引き合いに出し、お話いただきました。
その中でも生存欲求について、「給料・待遇など」だけではなく「安全・安心に働けるのか」も、今後は重要になるだろうとお話されました。
アルダーファのERG理論については、こちらもご覧ください!
(私はセミナーで、この言葉を初めて知りました)
具体的な対応策として、アマゾンジャパンの求人事例にご紹介いただきました。
注目すべき点は、新型コロナウィルスの対策について記載されていました。
働く方が安心して応募できるように、対策に向けた取り組みの内容を記載されていました。
今後は職場環境を紹介する際に、衛生面に関する情報の掲載は必須になりそうです。また、このような情報が「従業員の目線で考えています」というメッセージにもなるかもしれないですね!
コロナ禍では、選考プロセス変革の必要性にも触れられました。
その中でも密接な環境で実施されている面接は、今後Webを活用した実施方法に変わり、選考プロセスのデジタル化は進むだろうとお話されました。
現在は求職者が面接会場まで行き、密接空間でお話することが主流になっていますが、コロナをきっかけに大きく変わるかもしれないですね!
気になったので、どのようなWeb面接ツールがあるのかを調べて見ました。
いくつかリンクを貼りましたので、興味ある方はご覧ください!
御子柴さん、貴重なお話ありがとうございました!!
続いて、パート2の内容を共有していきます!
パート2:afterコロナで採用は「仲間集め」に変わる。一緒に働きたい仲間が集まる方法とは
パート2では、当社の小山が「afterコロナで採用は「仲間集め」に変わる。一緒に働きたい仲間が集まる方法とは」をテーマにお話しました。
内容へ進む前に、小山の紹介をさせて頂きますね!
小山は元々Recomeを利用するユーザーだったのですが、リファラル採用の可能性とリフカムの掲げるビジョンに共感し、参画されました。
小山のnote・ツイッターのリンクを貼っております。ご興味ある方はご覧ください!
採用に対する考え方の変化
小山からは、エッセンシャルワーカーの採用において、コロナをきっかけに採用に対する考え方が、大きく変わるだろうとお話されました。
具体的には、下記のように変化が起きるのではないかとお話されました。
いま:沢山採用して、沢山退職する
未来:定着する人を採用する
通常よりも少し費用が掛かったとしても、定着し長く働いてくれる方を採用することが、企業と従業員の双方にとって良いことではないのかと話されました。
退職が発生すると、新たに採用費がかかるだけでなく、退職者にかかった採用費・教育費が無駄になってしまいます。
このような間接コストによって、利益が圧迫されるのは悲しいことですよね。
また、退職が続くと社員に負担がかかり、職場の労働環境も悪くなることで、更に退職が誘発されます。
これを防ぐためにも、定着する人を採用することが、大切なのですね。
加えて小山から、リファラル採用(紹介採用)で入社された方は、他の採用経路から入社されれた方と比較すると、定着率が1.7倍高いデータが出ており、定着率が高い理由の1つとして、孤独感を解消できることにあるとお話されました。
ボトルネックを明らかにしよう
とは言え、リファラル採用って簡単ではないですよね。
お願いをすれば協力してもらえることばかりではないと思います。
これまでに苦労されてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
リファラル採用の特徴は、一度失敗すると挽回するのが難しいことにありあます。前に取り組んだけど、上手くいかなかったよねといった認識をひっくり返すことは簡単ではないですよね。
一方、他の採用手法と比較して、外部環境の影響を受けにくいのも特徴の一つです。その為、やみくもに取り組むのではなく、自社でリファラル採用を行う上でのボトルネックを明らかにした上で、リファラル採用に取り組むことを、小山は下記の資料を利用してを参加者へお勧めしました。
参考までにリファラル採用のメリット・デメリットを記載したリンクを貼りました。「リファラル採用って名前は聞くけど、よく分からないんだよね」って方には、参考になると思います!お役に立てば嬉しいです。
私はRefcomeというリファラル採用の可視化と効率化を実現するツールを活用して、リファラル採用の活性化支援を行なっているのですが、ボトルネックが分からず「なんとなく」の感覚で推進しようとすると、周りを巻き込むことが出来ないんですよね。
リファラル採用の成否を分けるキーワードは「巻き込み」です。
巻き込みを成功させる為の要素はいくつかあるのですが、その中の1つがボトルネックの把握であり、データを活用して自社の状況を第3者に分かりやすく伝えること。
そして、「必要性と取り組むメリット」を伝えることにあります。
この話は長くなりますので、こちらのnoteでは割愛しますので、興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ツイッターからご連絡ください!
DMでも、コメントでもお好きな方法で構いません!
皆さんから反応をいただけた際には、noteにまとめますね!
まとめ
改めて、ご参加くださった大勢の皆様と登壇者の御子柴さん・小山さんにお礼を申し上げます!この度は、ありがとうございました!
緊急事態宣言も解除され、徐々に経済活動も再開し始め、以前の日常に少しづつ戻っていくのでしょうか。
環境の変化は激しく、先行きを見通すことは難しい状況ですが、このような状況下だからこそ、より強く意志を持って仕事に取り組んでいきたいと思います!
今月も1ヶ月間頑張っていきましょう!!
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