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【CL福岡7-2・シティbest8】ルカメタありがとう!

 こんにちは!関東でポケモンカードを楽しんでおりますお塩と申します。

 今更ではありますが、当記事は11月に行われた2つの公式大会を振り返る記事となります。10月に開催されたCL京都に続いて幸運にも11月3日のCL福岡も当選したため参加させていただきました。そして同じ週にはシティリーグもありました。
 ルカリオ&メルメタルGXとザシアンV・ザマゼンタVのみのポケモンで構築されたルカメタデッキ(※このように今後初心者には優しくなく申し訳ございませんが略称を使わせていただきます)を使った結果、CL福岡では7-2で完走し100位以内に入れ、シティリーグはベスト8に入ることが出来ました。悔しさはありますがまずは見れる成績を残せたことは良かったです。
 ポケカを始めたタイミングがCレギュレーション開始時だったので、レギュレーション変更前にCレギュレーションの象徴とも言えるタッグチームで戦えて嬉しく思います。


1.noteを書こうと思った理由

 既にルカメタのnoteは検索をかけても分かるとおり強いプレイヤーの方々の素晴らしい記事がたくさんあります。私も色々拝見し勉強させていただきました。今更私が書いても何番煎じだとも思いましたが、自分は、見る側/調べる側に回った際に情報は多いに越したことはないと思っており、「結果が出たnote」だけでなく、「出なかった振り返りnote」や「別のデッキが主役のnoteですが対面として調べたいデッキが書かれている記事」なども多いに参考とする派です。
どんな議題も賛成派・反対派の両側の視点を総合的に考えて判断するのが大事なように、様々な人の考え(視点)に触れることは大切と思っています。

(そもそも今はどのデッキを握っても割りと強いので、プレイイングに気を遣っている方々の中で結果が出る出ないの差は、ちょっとの引き・マッチングの運が大きいでしょう。そしてプレイイングを間違えないことを前提としなければいけないので、そのためには色んな対面の視点が大事だと思います。)

 このnoteはルカメタの徹底解説!というよりはもちろん解説もありますが好きなルカメタで2大会を参加した備忘録です。解説は諸先輩方のnoteのほうがクオリティ高いに決まっています(おい)
それでもどなたかの目に触れて何かの参考となれば…、または暇つぶしの読み物となれば幸いです。

2.メモ(これまでの公式大会成績)

目立った成績はないですが一応、自己紹介とメモも兼ねて記載させていただきます。

CL通算
2020 CL愛知(E)2-3ドロップ【モクナシラフレシア】
2020 CL横浜(S)5-2完走【インテレオンV】
2021 CL愛知(E)4-3完走【トゲキッスV】
2022 CL京都(S)5-3ドロップ【コズガ】
2022 CL福岡(S)7-2完走【ルカメタザシザマ】
※Eがエクストラレギュレーション、Sがスタンレギュレーションです。
シティ通算
2020シティS3(E)ベスト4【インテレオンV】
2021 シティS1(S)2-3【頑丈ドンファン】
2021 シティS3(S)2-2【ルカメタザシザマ】 
2021 シティS4(S) ベスト8【ルカメタザシザマ】
※Eがエクストラレギュレーション、Sがスタンレギュレーションです。

 こういう記録を並べて書くと色んな場所でポケカしているなぁと少し嬉しくなります。
目立った成績はありませんがCLでは平均は勝てているのかなという印象です。もっと勝ちたいなと思います。
 だいぶ前に参加したCLでコズガが多いと見てコールドサイクロンのフリーザーを採用したインテレオンデッキを持ち込んで成功したあたりから環境読みの重要性を再確認し、今のところそこがうまくハマっているのもあります。

3.デッキ選択について① ~ルカメタに決めるまで~

 CL京都ではガラルサンダーVを採用したひのたまサーカスのズガドーンを使用しました(もしご興味のある方は過去noteを見ていただけると嬉しいです)。
 結果は5-3で完走すら出来ませんでしたが、相手が対策していない意識外のデッキを握りたく(もちろん環境を見て基本エネ軸の非ルールが強そう、思ったよりは安定しているぞ、など勝てると判断したので持ち込みました)、振り返っても選択したデッキ自体は悪くなかったと思っています。・・・(が、相手からすると地雷デッキと当たったと思われたでしょうし、自分だってコズガと対面したら「マジか~」と思います。)
この大会では、Cレギュの代表カードでもある「溶接工」と思い出を作れました。(勝利賞のビクティニVがまさかのエラーカードで驚きました笑)

 それから一ヶ月後のCL福岡。
 この間、主にCL京都で台頭したエレキブラスターのクワガノンデッキにより環境は変わりました。非ルールに対して強い【三神】、シャドーミストとナイトウォッチャーで勝機のある【黒馬】のデッキの増加が顕著でした。
京都で使ったコズガも一応福岡での候補に残していましたが非ルールデッキのクワガノン対策の巻き添え(三神、グッズロック等)をくらいそうなのと新鮮さがないので見送りました。

 新弾としては10月末に25thパックが登場しました。
デッキ分布に大きな影響はないと思いましたが練習されて持ち込まれる【ルナアーラ】、ふしぎなしっぽのミュウの登場で強化の【スピードザシアン】はいるかなと思いました。あと【黒馬】が超ザシアンで微強化でした。

 その環境の変化をうけての自分の候補は【悪パーフェクション】【悪リーフィア】【非ルール(意識されてないデッキで勝ちたい性格なもので)】などで考えていましたが、どれも練習段階で事故が多くCLに持ち込むには不安を覚えました。本当に毎度デッキが決まらないと直前まで悩み倒しています。
 
 その間(10月中旬~下旬)、各地のシティではルカメタの入賞が多く見られ始めました。私もCL京都で候補にしたものの雪道の増加やザマゼンタの通りが以前ほど強くないと思い見送っていました。ただ、改めて環境を見るとそれは間違いで、現環境でルカメタを握った際の懸念点はプレイイングや構築でまだカバーできる範囲でした。環境デッキ目線でルカメタを考察したり、noteを見たり、ジムバトルなどの対人の機会で話の流れで「何のデッキと当たったら嫌ですか」の会話などでルカメタの名前が挙がったりした過程を経て、全然戦えるじゃないかと考え直しました。
 ルカメタは使用暦も自分の中ではまだ長いほうで、環境を見ても明確に勝ち筋がないデッキも少なく、そして安定感のあるデッキということは大きな魅力です。
 シティとCLの違いは、やはりCLは人数が多い関係上、上位にあがるには連戦をしてめちゃくちゃ勝ち越さないといけない点です。仮に不利マッチや事故で1試合落とすとしても事故はなるべく避けたい。安定のあるデッキ選択が求められます。逆に言うと他の参加者も同じ思考が働くだろうと自分はある程度「地雷デッキ」は捨てることが出来ます。
 意識するべき環境上位のデッキへのプランが一通りあり安定したルカメタは良い選択です。
 ネックの時間制限については自分が意識してプレイすることで回避を目指しました。(過去にシティで遅延され時間切れになったのがトラウマでしたが、そもそもあれも前半から意識していればよかったのです。自分のせいです。)
 決めました。ルカメタでCレギュレーションの最後、良い思い出を作ろうと。

3.デッキ選択について② ~ルカメタに決めてから~

 大会の1週間前にルカメタで行こうと決めたため、あまり時間がありません。
 もともと触っていたデッキではありましたが、時間がない中で現環境向けに練度をあげるために主に「twitter」「note」などから改めて情報を収集しました。有料noteも買いました。数百円の対価で強い方々の“数日の考察の時間や情報”を買っていると考えると有料noteも無駄と思いません。
大会直前の対面練習も、ただ闇雲にジムバトルなどに参戦すればいいわけではなく、テーマや立ち回りなどを腹に落とし込んでから試合に準備するべきだと思います。(※対面のいいところで、感想戦で勉強になったり、友達が増える点はもちろん魅力的です)
 試合勘をつけるためにも、土日はテーマをもち、対外試合も出ました。

◆10月30日(土)MTリーグさん(自主大会)
予選5-0 トナメ〇× 
結果:best8
参加の目的(意識したテーマ):スイスドローのため連戦が保証されており、最近使っていなかったルカメタを身内以外の方々との連戦に慣れておきたかった。(前日夜でも参加できる大会で良かったです。)

(10/30 使用レシピ)

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予選
 ① 三神ファイヤー 〇
 ② 三神ファイヤー 〇
 ③ 黒馬マホイップ 〇
 ④ 連撃ウーラオス 〇
 ⑤ 連撃ウーラオス 〇
トナメ
 ① 白馬バドレックス 〇
 ② 三神MMファイヤー ×
収穫
 最後の三神ファイヤー戦が非常に良い負け方でした。 ①手張りをキャプチャーエネルギーから張ったことで扇をうたれテンポロスしオルタージェネシスGXの返しでフルメタルウォールを打てなかった。②疲れからかふとうのつるぎじゃなく「終わります」と番を返してしまった。③ポルターガイストを失念しており、MMの想定以上の打点でフィニッシュ。お手本のような”The・気をつけよう”が詰まった試合でした。


◆10月31日(日)ジムバトル(参考記録) 2-0
 ① ムゲンダイナブラッキー 〇
 ② 悪パーフェクション 〇
参加の目的(意識したテーマ):メタルソーサーの3枚目の枠にキバナを採用し、使用感を確かめたかった。人数が少なく叶わなかったですが3試合はできると思ったので欲しいときに手札に抱えているか・キープしようとプレイイングの幅を狭めないかなどの使用感の確認。(あと近所なので交通時間も気にせずふらっと行けるので。)
収穫
 キバナが都合よく手札に来ないので、初手ルカメタ手張りができなかった時に三神のオルタージェネシスGXの返しのフルメタルウォールGXをうつ確率をあげるためにソーサー3にすることとしました。

土日を終え、採用カードの微調整・新品スリーブの買いたし、11月2日・4日AMに予定通り有給休暇を取れるよう仕事を調整して←、福岡に発ちました。格安飛行機、良いですね。
前夜祭のラーメン美味しかったです。

4.CL福岡 当日(使用デッキ・マッチアップ)

 寝坊せず起きれました。偉いぞ。
 マッチアップの簡単な振り返り等については カードフリークスさんに寄稿させていただきましたのでよければそちらもご覧下さい。(https://cardfreaks.jp/pokemon-card/rumkameta-oshio/
 ① 雪道サンダース 〇
 ② ルカメタ ×
 ③ 三神ザシアン 〇
 ④ ルナアーラ ×
 ⑤ 三神ファイヤー 〇
 ⑥ クワガノン 〇
 ⑦ 三神ファイヤー 〇
 ⑧ 三神ファイヤー 〇
 ⑨ ミュウV(ピオニー軸)〇
結果:7勝2敗 全体99位。
 自分としてはCLで一番順位の高い成績を残せました。
 2勝2敗になってしまってからよく耐えたと思います。

使用したレシピを振り返ります。

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▼ポケモン
・ルカメタ2枚-ザシアンV4枚-ザマゼンタV2枚
ルカメタは対面の多くで使うのでサイド落ちケア含め2枚。なんなら3枚目を検討したほどです。
ザシアン-ザマゼンタの配分は直前まで3枚ずつでしたが、ほぼ全ての対面で使いドローソースでもあるザシアンでスタートして欲しいときが多く(ザシアンだけしか見えていないと三神ザシアン偽装も出来るメリットもある)、またザマゼンタの通りも以前に比べ下がっている印象なので4枚:2枚の配分にしました。

▼グッズ
・タッグコール 4
 生命線。文句なしの4枚。Cレギュで一番好きなカードです。
・リーリエのピッピ人形 3
・ポケモン入れ替え 3
  枠がキツキツな中、3-3がバランスがいいと思いました。入れ替え4枚目を入れたかったですが確かにじいろのはな等のメタカードに枠を譲りました。
・メタルソーサー 3
  前半使えないときなどもちろんありますが、それでもルカメタのフルメタルゥールGXの即起動が求められるときなどあるので必要です。4は不必要なときに来て2だとひけない。3がまるいと思いました。
・リセットスタンプ 1
 2枚いれたいカードですが枠の都合で抜けました。
・ツールスクラッパー 1
2枚いれたいくらいです。Vポケモン主体のタフネスマント(ミラーでもそうですね)や風船を割ることでボスでポケモンを前で縛ったり本当に強いです。
・タフネスマント 2
 HPを50あげる。耐久をあげるグッズとしてはこれが最適。HP270のザシアンだとオルジェネ下のザシアンVでも倒せません。ただ、フルメタルウォールの軽減がなければダイランス+20では落ちてしまいます。
・くちたたて 1
 HPを70あげる。ザマゼンタにしかつけれませんがそのザマゼンタがMVP級の働きをするのでそれで充分。
タフネスマントとの比較で恩恵をうける場面は、例えば「ミュウVmax対面でダイミラクル×2にパワータブレット1枚では10届かなくなる」「連撃テンタクルの要求枚数を7枚から8枚に増やせる(フルメタルウォール下で8枚から9枚)」「雪道下で一撃ゲンガーVmaxのキョダイマルノミの一撃エネルギーの要求枚数を2枚から3枚に。(フルメタルォール下だと4枚でも届かない)」など。
2パンを狙ってきている途中に結晶の洞窟で確定数をずらせていたり強い道具です。
・にじいろのはな 1

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 ルカメタにしかつけれませんが、ルカメタがMVP級の働きをするのでそれで充分。つけているGXポケモンのHPが20あがりベンチバリアの効果を付与します。クワガノンが環境にいるため採用しました。クワガノンの当時よく出回るレシピに「ツールスクラッパー」がなかったからこそ強いです。ルカメタが戦えるならHPが高くフルメタルウォールGXをうて、ヘビーインパクト150点(クワガノンの体力と同じ)を連打できるルカメタは戦闘要因にありです。ルカメタを盤面に出すことでの懸念点は一度倒されてのやまびこホーンで3-3でサイドを取られることですが、はねにより倒されにくくなります。CLでのクワガノン対面ではしっかり活躍してくれました。
 ちなみに環境にいる超タイプ(ミュウVmax・黒馬系統・テンタクル)に対して超抵抗持ちのルカメタで戦うことも多く耐久アップとしても優秀です。
フルフェイスガードを最初いれていましたが、クワガノンに対して強いのでこのカードの採用を決めました。

▼サポート
・シロナ&カトレア 2
・グズマ&ハラ 2
・マオ&スイレン 3
 このあたりのタッグサポートはよくある比率ですね。マオスイは2枚のときもありましたが本当に3枚いれてて良かったと思うことが多かったです。
・ボスの指令 4
 ザマゼンタを見て育成しているVポケモンなどをザシアンで倒す、先にフルメタルウォールをあてる、LOで前に呼ぶ、など強いカードです。縦引きが弱いデッキなのでしっかり引き込めるよう4枚。4枚採用だからこそ、コストであえてトラッシュに置いて後々ここぞでのシロナカトレアで回収もよくします。
・マリィ 4
 相手の手札を流しながらこちらはふとうのつるぎで増やせます。博士の研究は手札の他のカードを捨てたくないことが多く使いづらいので博士の研究以外では妨害も兼ねた良いドローサポートです。
・エリカのおもてなし 1
 手札を残しつつドローでき、相手の手札が止まっているときなどマリィが打ちづらいときの良いサポートです。ご存知の通り今はベンチがたくさん並ぶ環境ですので強く使えますね。

▼サポート
・結晶の洞窟 3
・無人発電所 1
 ルカメタデッキで人により大きく個性がでるのは上述のぽけもんのどうぐやこのスタジアムでしょう。個性というか、その大会のときの流行りや何のデッキを特に意識するか、どういう相手の動きを抑制したいか、で変わります。環境分析が大事になる部分です。

例) 「結晶の洞窟」←強く3枚。4枚目も視野。耐久デッキのルカメタと相性抜群。説明不要のカードです。ドラゴンタイプも回復対象なので三神戦では気をつけましょう。
  ※余談ですが自分はこのカードを使う際に、毎ターン回復をぱっぱとする必要がありそこに少しも時間をかけたくないですよね。サイコロだと3(30)減らした面がどこかクルクル動かす時間がかかっちゃうので(覚えれなくて)、ルカメタを使う際はサイコロではなくダメカンを使っていました。10ダメカンを3つ横にどけるほうが早いですからね。3(30)のサイコロだけ置いて回復のときそのサイコロだけどかす、とかでもいいです。要は少しでもロスタイムを無くしたいってだけです。

「混沌のうねり」←意識しているのはもちろん 頂への雪道 です。ザマゼンタを突破される、ザシアンのふとうが使えない、しんどいカードです。雪道のデッキはマーシャドーも入ってることが多く結局マーシャドーと一緒に使われて雪道が貼られてしまう点や、結晶の洞窟が強いので優先順位が劣っていきました。雪道のデッキにはスタジアムを計4枚つんで対抗したいです。ザマゼンタは1回雪道通しても大丈夫な立ち回りができれば最高です。
4枚目のスタジアム枠です。

「無人発電所」←主に止めたいGXはデデンネGX、オドリドリGX、ミュウツー&ミュウGX、マニューラGXあたりです。
三神戦などでは三神側がマーシャドー以外で無人発電所を剥がそうとしたらトキワの森(が多いと環境レシピを見て判断)になります。トキワの森なら自分も強く使えるのでラッキーです。このCLでは三神戦が多く少しは妨害できたかなと思います。悪パーフェクション戦などでもベンチが埋まってから貼るとさらに強いです。

「ガラル鉱山」←風船に甘えた構築だとより刺さります。ボスの指令と絡めてLOを狙いに行く時がルカメタはよくあるので強そうですね。ちなみにルカメタに風船は欲しくなる時もたまにありますが他の道具を優先したいのであまり入りません。

「キルクス温泉」←その耐久をさらに強固なものにできます。フルメタルウォールと合わせて-50です。しかし相手のザシアンが倒せなくなったりタイミングが難しそうなのでこのデッキだと結晶の洞窟が軍配か。

名前があがるスタジアムはこんなとこでしょうか・・・

・基本鋼エネルギー 10
・キャプチャーエネルギー 2
・コーティング鋼エネルギー 1
よくある比率。コーティング鋼の有無は人によりますが、自分はグズマハラから持ってこれる鋼エネルギーが欲しかったので採用しました。


 レシピは、もしこの時に戻れるとしても同じレシピを握っていたと思います。それくらいかみ合いました。
※また余談ですが、遠出の大会のときは候補カードとなりうるカードも持っていくべきだと思います。前日になって「(例)HP70メッソン持ってる方いますか」など直前での準備不足のツイートをたまに拝見します。地元にない、間に合わなかったとかなら仕方ないですが家にはあるとかだと後悔がすることでしょう。
「2枚目のスタンプいれるかもな」「別の技使うアゴジムシ(同名カード)にしようかな」「クラハンありだな」など直前の深夜テンションは確かに審議ですが、ともかく枚数変更に対応できるように持っていきましょう。備えあれば憂いなしです。…まぁ直前の枚数変更があだとなることもあるのでそういうときは「持っていかなかったから仕方ない」と割り切ることが出来るので一長一短ですが。

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CL福岡、楽しかったです! 夜のもつ鍋も美味しかったです。福岡ありがとう。

5.CL福岡を終えて ~ シティリーグ(11月6日)

 シティの本当にすぐあとにシティリーグの予定をいれていました。(実は福岡当選するとは思っていませんでした。)
 この間わざか2日ですが、CLで注目され、その後の大会でも意識するべきデッキが現れました。【ハピナスチルタリス】です。少なくともチルタリスで詰まないように対策する必要があります。こちらはピッピ人形もあるのでLOという手段が取れるかもしれませんがハピナスが育ちますし押し負けそうなのと検証の時間もなかったので、変に考えなくていい分かりやすい回答としてギルガルドVを採用しました。(対面して実際に通用したのかは不明ですが…ちなみにこのギルガルドVはまさかの形で活躍します。このために削ったピッピ人形は後に後悔します)

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予選
 ① カイオーガウルガモス 〇
 ② タチフサグマ 〇
 ③ 悪パーフェクション 〇
 ④ 雷軸レックウザ 〇
 ⑤ ルカメタ ×

トナメ
 ① ルカメタ(予選の方)×

簡易レポート
① カイオーガウルガモス ○
 ウルガモスVが厄介だなと思っていましたが、幸いカイオーガであまりエネルギーを落とせなかったり展開が上振れ無かったのでサイドが間に合いました。
② タチフサグマ ○
 ブロッキングのタチフサグマしか見えませんでしたがおそらく流行り始めていたむじひないちげきのタチフサグマも入っていたと予想します。ブロッキングは一体はフルメタルウォールから技を打たせないターンを作り突破できます。これは相手も予想の範囲内です。前半止まってくれたターンがありサイドが稼げ優位に進めてるうち、2体目のブロッキングタチフサグマが出てきたときに遅ばせながら思い出しました。「ギルガルドVで突破できるやん…」。まさかのチルタリス対策が生きた試合でした。
③ 悪パーフェクション ○
 このマッチは追加効果ありフルメタルウォールGXをデッドムーンGXの返しで打てたら理想です。(ビッグパラソル搭載型だとエネルギーがついたルカメタにパラソルを貼ることでその動きがほぼ保証されます。)
無事デッドムーンをうった6エネついたアタッカーのエネルギーをフルメタルウォールでとばし(お相手は間違えたと言っていました)、ボスでマニューラGXを倒しつつそのまま勝てました。
無人発電所も確か少しは活躍しました。
④ 雷型レックウザ ○
 レックウザはパルスワン、クワガノンをザシアンで対処できれば変態型じゃない限りザマゼンタを押し付けて勝てると思います。ムゲンダイナをザマゼンタで相手にしつつガラルファイヤーVをザシアンで対応するのに似ています。違いとしてレックウザV自体が打点がでる点はあります。他に、ムゲンダイナと比較するのも違うと思いますが、逃げエネが2のポケモンがレックウザは多く並ぶので(モココ、レックウザ)エネルギー、入れ替えの枚数や風船を割れればボスで呼んでLOもしやすいと思います。この試合はザシアンでサイドも取りながらザマゼンタを前にし結果逃げれないポケモンを呼び続け投了をいただきました。
⑤ ルカメタ ×
 ミラーが1番練習していません。CLでもミラーをしましたがやっぱり自分は下手だと感じました。なんなら今回はピッピ人形を減らしています。お相手の方はミラーも強く意識した構築となっており、負けるべくして負けました。お上手でした。


予選を4勝1敗で抜けることが出き、とりあえずトーナメントに進むことが出来ました。オポメントが低く7位でした。

トーナメント
① ルカメタ ×
予選の方です。笑
予選のとき「予選最後ミラーあついですね!トーナメントの決勝で会いましょう」と言ってくださったのに…ん初戦ッ!笑
負けました。書いていいのか分からないので書きませんが使われて、嗚呼あのカード強いなぁと思いました。

シティ終了ッ。 ベスト8でした。
正直ミラーと事故以外には勝てる自信が不思議とあったので悔しいです。
仲間が同じシーズンのシティで優勝しており自分も狙っていたのですが…。次は勝ちたいですね!ミラーの練習不足は大事ですね。いい経験になりました。対戦いただいた皆様ありがとうございました。

6.ルカメタを使うにあたり意識したこと

 ちなみに、当たり前のことが多いですがルカメタを使う際に注意することです。(ルカメタはCレギュレーション終了とともにデッキの姿は大きく変わりますが、ルカメタに限らず自分なら意識していることです)

【試合まで(準備段階)】
・環境デッキのレシピ60枚のおよその配分を見ておく。必須で抑えるのは「入れ替え札」「エネルギー」のトレンドの枚数。※前で縛りLOプランをとれるので。ルカメタはシロナ&カトレアもあるので普通のデッキ(?)より多めにボスの指令を使えます。ピッピ人形で1ターンやり過ごすことも出来ます。
・環境デッキに「ツールスクラッパー」が採用されているか。(タフネスマント等への過信具合が変わります。)
・Vmax主体のデッキ(ザマゼンタで相手にできるデッキ)のVやアタッカーになり得る非ルールポケモンの採用の確認。
・頂への雪道 の採用の有無/枚数(スタジアムの前貼り/後貼りの意識が変わります)
・やまびこホーンの採用の有無(タッグサポートのコストで不要と思ったポケモンをトラッシュに置くことでやまびこホーンで呼ばれ、意図しないサイドプランを取られないように。)
・環境デッキへ繰り出すポケモンのシュミレーション(ザマゼンタ使うかザシアン2体か…など)
・環境デッキへのサイドプラン(ルカメタは時間がかかります。試合中の思考時間は短くしたいです)

【試合中】
・相手の「入れ替え札」「エネルギー」枚数の管理(LOプランもとれるため)
・デッキを混ぜるトレーナーズは「タッグコール」「グズマ&ハラ」だけだがそれ以外に、ルカメタの「こうてつのこぶし」もデッキを混ぜることができる。
・こうてつのこぶし繋がりでいえば「フリージオ」「水ニューラ」等は鋼弱点なので倒せることを忘れない。
・結晶の洞窟を使うのを忘れない(回復するときはスピーディーに)
・ふとうのつるぎを使い忘れない。
・ふとうのつるぎでエネルギーがつくのはラッキー程度の期待で。
・ふとうのつるぎで引く3枚は当たり前だが手札と分ける。手札にもってたエネルギーつけたと思われないトラブル防止。1度シャカパチで混ぜてつけられたことある(ジムバトルだからどうでも良かったですが)。そもそも疑われる行為をしないこと。
・試合中は相手の手札などをよく見ておくこと。過去のCLで相手がデッキから1枚故意に手札に落とす(加える)とこに出くわしたことがある。それは稀有な例。疑いの目を向けろ、ということではなく相手の挙動で手札のカードの予想がついたりする。副産物が不正発見程度。あと僕だけでしょうが手札を置いてじっと盤面見ていると余裕が生まれて落ち着きます(*´ω`*)
あ、でも単純に手札終わってて絶望してぼーっと盤面見てる時もよくあります。絶望や事故を顔にださずにいるとマリィが飛んできて助かることもあります。

・試合運びは準備段階で意識した環境デッキへの戦い方通りに。つまり試合前の準備がとても大事です。

最後に

 ここまで見てくださった方、ありがとうございます。ちょこちょこ時間の合間で書いていたら内容の割にこんなに遅くなりました。
 ちなみに対戦外のCL福岡で嬉しかったことは2点あり、1点はTwitterを複数人と交換できたことです!やっぱSNSとはいえ知り合いが増えるのは嬉しいじゃないですか。自分からの声掛けもありましたがお相手からの提案もあり嬉しかったです。
 2点目はサーニーゴさんと凱さんのサインをいただけたことです!憧れの方のサインをいただけ最高のお土産が出来ました。

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 今後はVstarの登場、レギュレーション変更など大きく変わるポケカ環境ですが楽しむ気持ちを忘れず(忘れようがないですが…いやいるんですよ近所のジムバトルでも競技に捕らわれすぎているのか態度が悪い子供や、子供のプレイを怒ったりする親プレイヤーなど)、強くなりたいものです。

長くなりましたがありがとうございました。何かありましたらTwitter(@clampxclamp)まで。(勝手ながらnoteの 好き、をいただけるとモチベもあがりそうです。)

それでは楽しいポケカライフを!

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