生糸
私について書いたこととかいろいろ。
怪我の多い子供でした。 雨戸を仕舞う戸袋で頭をぶつけて出血。 たまたま休みだった母が見つけて ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!となりながら、父に電話。 止血の為に押さえたタオルは…物干し竿を拭く雑巾…。3針縫って今はそこだけL字に禿げている。 どうやら毛根も根こそぎえぐれたらしい。 こりゃ、ニューモでも効果はないだろう。 そして、高い所から飛び過ぎたせいでアキレス腱切れかける。 …イカロスになりたかったか。 自転車の補助輪を外したばかりなのに、いい気になって坂道を下り…行き着い
パキラの葉が枯れていたので、手折る。 現れたスマイル 台座は封筒の…紐を巻き巻きするところの穴に刺しています。
冬の気配がしたから ここから飛び立とう 私のいる場所はここではない そんな気がする そんな気にさせたのは 冬の気配を纏った風 風が囁いている 旅をしようと きっと秋の風なら 誘いには乗らなかっただろう だけど今は違う 飛び立つ気持ちが湧いている 目的地なんてない 風に任せて流れ着いたら そこに留まるだけ 周りに誰かいても 誰もいなくても私には関係ない ただそこにいるだけ ただそこでいるだけ そしてまた時期がきたら その時はまた飛び立とう
鏡に映る人物は 果たして自分自身なのだろうか 右手を差し出せば左手を差し出す 左に回ると右に回っている しかし顔は何となく私と似ている いや待てよ? 自身の顔を鏡なしで判別するには どうすればよいのだろうか 鏡に映る私によく似た人物は 一体誰だろう
そこはかとなく 雨の中に漂う 切ない感情
空は繋がっているけど、皆同じ空を見ているわけじゃない、今日見た空は、誰かが昨日見た空だったりするよね。明日の空かも知れない。 以心伝心って難しいよね。 こうしてアンテナを立てているけど、 聴こえてくるのは鳥の囀りか、嵐の様な音さ。 誰かに繋がるといいな。 伝わるといいな。
窓を開ける ほんのりと良い香りが入ってきたのと同時に どこからか 「ご無沙汰しております」という声が聞こえた 声のする方を見る そこには銀木犀が咲いていた ああそうか、今年もその季節がきたのかと 思うその中に かすかな懐かしさがこみ上げて 忘れたはずの悲しさがこみ上げた
もうあの人の言動に一喜一憂しないと決めた この出会いはいい勉強になったと そう思うようにしている そうでないと心が乱れてしまう だからもう私に構うな 優しく話しかけるな 優しい言葉を傘にして 裏で言葉を研いでいる 鋭利な刃物のようになれと 研いでいる