最強メンタルとは『頑固さ』と『素直さ』を兼ね備えた『二刀流』

ルクセンブルク大学が
3000人の小学生を
40年かけて調査したところ、
子どもの頃、
『聞き分けの良い子ども』よりも、
『聞き分けの悪かった子ども』の方が
意思が強く、しっかりとした
自分の意見を持った
判断力のある大人になる傾向が
ある事が分かったそうです。

とは言え、当然、聞き分けが
悪ければ良いという事でもない。
場合によっては、
人の意見を受け入れない人、
自分のことしか考えない人、
身勝手な人というレッテルを
貼られてしまいかねない。

自分の意思を貫く場面と、
人の意見に耳を傾ける場面、
どちらも必要不可欠で、
大事なのは、その
バランスなんだと思います。

頑固さと素直さの
ハイブリッド。

ただ、そのバランスを
とっていくのは。
容易ではありません。

そのバランスが高いレベルで
とれていると感じているのが
ドジャースに移籍して、
世界のプロスポーツ史上最高額の
契約金約1000億円を獲得した
大谷翔平選手です。

日本のプロ野球に
入団した当初は
周りの大人たちから
批判される事も多かった。
ただ、当の本人の心は
微動だにせず、二刀流を
貫く強い意思がありました。

ただ、そうかと思えば、
他人の考え方を
一方的に否定する事もない。
チームや周りの人間への
配慮や感謝の気持ちも忘れない
人間性も兼ね備えている。


大谷翔平選手は
野球だけではなくて、
メンタルの部分でも
『頑固さ』と『素直さ』を
兼ね備えた
『二刀流』なんだと思います。


頑固でいるべき場面なのか、
素直でいるべき場面なのか、
その選球眼もハイレベルです。


他人の意見に振り回
されるわけでもなければ、
他人の意見に耳を
傾けないわけでもない。

一流を超えて『超一流』
と呼ばれる人たちの
行動や言動には
学ぶべきところが本当に
たくさんありますね。

僕は野球での二刀流の
選手になる事は不可能ですが、
せめて、メンタルの部分での
二刀流には少しでも
近づけていければと思っています。