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やる気は頻繁に生まれるものでも、持続可能なものでもない。むやみやたらに使うべきものでもない

発信を続けるコツの一つは
『やる気に頼らないこと』
そう思ってます。

『やる気』と『行動』は
結びつけない方がいい。

やる気はその日によって、
大きく変動するからです。

やる気と行動を
結びつけてしまうと、
行動するかどうかは
その日のやる気次第
というふうになってしまう。

ちなみに、僕は
毎日、朝早く起きて
文章を書いて投稿していますが、
『やる気はゼロです』

モチベーションは
ものすごく低い。

投稿したあとの
達成感もない。

だからこそ、続けられて
いるんだと思います。

世の中にあるたいてい仕事は
別にやる気なんかなくても
出来る事ばかりです。

行動力の差は
『やる気の差』ではなくて、
『情報量の差』なんだと思います。

僕が続けられている理由は
続ける事によって、
自分のどの部分が
磨かれていって、
自分がどう成長していって、
自分の未来がどう変わって
いくのかなどの多くの情報を
持っているからだと思います。

『よく毎日、続けられますね』

そう言われることがあります。
でも、僕の感覚で言うと、

『こんな時代によく発信せずに
平然としていられますね』

なんですよ。

それが何であれ、
たいていの場合、
行動力の差は情報量の差です。

行動する理由、目的、
行動するメリット、
行動した先の未来の
イメージが明確かどうかです。

だから、僕は誰かに
何かを教える立場になった時や
研修などをする時は
行動する理由、目的、
得られるメリット、自分が
どう成長する事が出来るのか、
そして、未来がどう変わって
いくのかが明確になるように、
徹底してそれを
伝えるようにしています。

それが伝わり出すと、
当然のようにその人の
行動力は自動的に
高まっていきます。

人が行動する時は
必ず理由があります。
必ず理由が必要です。

ノルマを与えたり、
𠮟り飛ばして人を
動かしたとしても、
それは持続性がない事の方が多い。

やる気はそんなに
頻繁に生まれるものでも、
持続可能なものでもない。
むやみやたらに
使うべきものでもない。

無駄にやる気を使い過ぎると
本当に必要な時に
使えなくなってしまう。


『すべてのボールを一球入魂、
全力投球したがるのが
「真面目な優等生」
手を抜いても許される
ところでは加減して、
遊び心を持って投げているのが
「不真面目な優等生」
エースと呼ばれるピッチャーは、
そのほとんどが
不真面目な優等生だった。
人生だって、適度な遊び心を
持たせることが肝心である。
全力投球ばかりしていたら、
やがて生きることに疲れてしまうだろう』

プロ野球の名将、
野村克也氏の言葉です。

だから僕はむやみやたらと
やる気を使ったりはしない。

今日も朝、早く起きて、
文章を投稿していますが、
相変わらず、いつもと変わらず
やる気やモチベーションはゼロです。
もちろん、達成感も特にありません。

生きていく上で
やる気を必要とする
場面は案外、少ない。

本当に必要な時のために
温存しておこうと思っています。

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