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メンタルは『素直さ』と『頑固さ』を上手く使い分ける二刀流の方がいい

世界中が驚くような
活躍を続けるメジャーリーガーの
大谷翔平選手。

記録だけではなくて、
『二刀流』という新たな道を
切り開いたことで
その名を歴史に刻みました。

個人的には大谷翔平選手は
メンタルの部分でも
二刀流なんだと思っています。

『素直さ』と『頑固さ』の二刀流です。

人の話を素直に聞く人が上手くいく、
自分の意見をブレずに
頑固に貫く人が上手くいく。

日常の中で相反する
真逆の話を聞く事があります。

個人的には、何をするにも、
『素直さ』と『頑固さ』の
両方を兼ね備えておいた方がいいと
思っています。

実際にお会いした事はないですが、
大谷翔平選手は人の話を素直に
聞くことが出来る人のように見えます。

ただ、自分が決めた事は
誰に何と言われようと
絶対に曲げない頑固者にも見える。


素直に受け入れる『素直さ』と
譲れないところは絶対に曲げない
『頑固さ』の二刀流です。


世の中は『対(つい)』
の存在で成り立っています。



光と影、陰と陽、男と女、プラスとマイナス、
表と裏、善と悪、上と下など。

どれも片方だけでは存在しない。
その特徴は互いが互いを
必要としているということ。

微生物には善玉菌と悪玉菌が
ありますが、それは主語が
『人間』である事が前提です。
善なのか悪なのかは
あくまで『人間にとって』です。

自然界から見ると、
存在している微生物に
『善』も『悪』もありません。
そこに必要だからこそ、
存在しているわけです。

どんなに良い事をしても、
一部の人間にとっては
迷惑な事だったりする。


何かや誰かを肯定すると、
同時に何かや誰かを
否定している事になる。


何か大きなモノを失うと
それと同等かそれ以上の何かを得る。
逆に何か大きなモノを得ると
同時に何か大きなモノを失うことになる。

何かを失ったときは、
失ったことだけに気をとられて、
得ている何かになかなか気づかない。
逆に、何かを得た時は、
それに意識がフォーカスし過ぎて、
何かを失っていることに気づかない。

桃太郎というおとぎ話は
桃太郎が鬼を退治して、
『めでたしめでたし』で終わる。

ただ、鬼の子どもから見れば、
桃太郎は大悪党です。

ある人にとっては幸せな事だったり、
有難い事でも、別の人からすれば、
そうは思えないことだってある。

誰にとっての『幸せ』なのか、
誰にとっての『めでたしめでたし』なのか。

主語や立場や見る視点によって、
答えは大きく変わる。

世の中はすべて、
お互いがお互いを必要として、
『対(つい)』で成り立っている。

そんな、当たり前の自然の法則を
知ることはものすごく大事なこと
なんだと思っています。



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