シェフィールド日誌(6) 平日編Ⅰ 食べもの事情

【はじめに】

 このブログは私がつけていた日記をもとに執筆しているのですが、平日は休日に比べてネタの量が少ないこと、毎日分を書くと完結するのがいつになるのかわからないことから、平日に関しては印象に残っている体験をトピックごとにまとめることにします。休日についても、旅行に行った週は行き先ごとにまとめて記事にします。よろしくお願いしますm(_ _)m

朝昼晩の食事をどうしていたか

 Sheffieldでも毎日3食は食べていた。食材はフラットで共用のものが多かったけれど、自分の好みのままにできる部分を残しておきたいという気持ちもあり、ヨーグルトやハム、チーズは自分用に購入していた。


 夜が遅いことが多かったので、起きるのはいつも8時半とか(授業は9時半〜)。共用食材のコーンフレークと牛乳が基本だった。牛乳の代わりにヨーグルトをかけて食べたり、バナナを切って乗せて食べたり、という日もあった。ヨーグルトはドロっとしたギリシャヨーグルトがスタンダードで、だんだん日本でよく食べるブルガリアヨーグルト(もっと塊なやつ)が恋しくなった。スーパーのバナナは青すぎるか熟れすぎのどちらかという感じで、買い頃のバナナにはなかなか出会えなかった。ちなみに果物は高いので滞在終盤に1度だけマスカットを購入するまでバナナしか食べていない記憶。ビタミンとか絶対足りてなかったよな…と。

ある日の朝食(プレーンのコーンフレークにヨーグルト、砂糖。あとはバナナと牛乳)


 朝、出かける前にサンドイッチを作って持って行っていた。具は日によって変わったが、基本がパンにバター、ハム、チーズなのは変わらなかった。そこに平たく焼いた卵だったり、フライパンで炙ってしなっとさせたレタスや太いソーセージだったりを挟んでいた。熱々でサンドすると昼に食べる時にはチーズが溶けていて美味しい。バターをピーナッツバターに変えて味変したりもした。
 料理としてはレベル0だし、最初は昼ごはん代の節約のつもりで始めたのだが、サンドイッチを作る時間は自分にとってささやかな楽しみになってもいた。

水は500mlの12本組をスーパーで購入し、抱えて帰っていた。

 ちなみにELTCでも水やスナックが買えるのだが、とにかく高い。参考価格として、コーヒー1杯が2.75ポンド。ほぼ500円である。セブンイレブンのコーヒーが5杯買える上に、多分セブンのコーヒーの方が美味しい。なんだこの国…


 前の記事でも触れたように、同じフラットにいる料理上手の先輩のお世話になりっぱなしだった。豪華ラインナップだったので少しずつ写真を載せていけたらと思う。

8月8日 カレー、サラダ
8月9日 野菜ラーメン(写真奥,フラットメイトの1人が日本から持参)、肉団子、サラダ、カレーの残り
8/10 トマトペンネ、パスタ、サラダ、冷凍ピザ
8/11 ガパオライス、ポトフ

以上飯テロでした。

食品購入事情(前回の記事も参照)

 日本食を日本食っぽくするのに必要な食材や調味料はジャポニカ米、出汁、醤油、みりんとかだろうか。お米はスーパーで入手できたし、出汁や醤油は寮近くの中国系の食品店(かなりの数ある)で入手できる。みりんは他のフラットメイトが買ってきてくれたので、どこで入手したか不明。味噌汁は現地ではまず買えないが、フラットメイトはほぼ全員日本から持ってきていたので、レアリティは低かった。7月上旬に東大の担当部局が実施した、このプログラムの参加者全員に対するオリエンテーションでインスタント食品、特に味噌汁の持参を推奨されたせいもあるかも。1ヶ月間、日本食が恋しくなることは案外少なかったが、寝る前に温かい味噌汁を飲むとほっとしたので、多めに持っていって正解だった。
 あとは、ラーメンは味の種類を問わなければ中国系の食品店で入手できる。辛い系や豚骨のカップ麺、自分で茹でる式の乾麺を見かけた。同じフラットの先輩が「辛ラーメン」を夜中によく食べていた。

豚骨ラーメンは現地で風邪を引いた時に買って食べた。
野菜生活100
ほろよい
きしめん
だしの素

 日本食レストランも含めた現地のレストラン事情は違う記事でまとめて紹介しようと思うので、今回はこのあたりで。読んでくれてありがとうございました。

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