シェフィールド日誌(1) 8/4 0日目

はじめに

 東京大学の2023年サマープログラムでイギリスのシェフィールド大学に留学しています。期間は8/4〜9/4の約1ヶ月。
 また、私にとってはこれが初海外なので、半分自分用の記録のような感じで気楽に書いていきます。

往路の行程

20:00(日本時間) 羽田空港到着
22:45(日本時間) 羽田空港出発
06:50(ドイツ時間) ミュンヘン空港到着
08:55(ドイツ時間) ミュンヘン空港出発
10:00(イギリス時間 ※サマータイム) マンチェスター空港到着

羽田空港

出国審査のパスポートをかざすところで、機械にかざす向きを間違え続けて困っているアメリカ人らしき女性がいたので "Maybe this style,not this style"と流石に拙すぎる英語でかざす向きが違うことを伝える。無事ゲートを通れたその方は満面の笑みでグッドのポーズをしてきた。まだ出国すらしていないのに何かひと仕事したような気分になったという一幕。

羽田→ミュンヘン

 マンチェスター空港にシェフィールド大学のスタッフが迎えに来てくれるので、羽田からミュンヘンを経由してマンチェスターに向かう。
 同じプログラムに参加する3人と出発ロビーで合流。というか、航空券が自主購入でしかも現地集合なのは普通に大変なんだよな…
 ミュンヘンまでは約15時間のフライト。離陸時は夜の滑走路の誘導ランプがイルミネーションぽくてきれいだったのと、月がほぼ満月で海に映っていたのもいい感じだった。
 機内食は2回。出発してすぐに機内のカーテンが閉まって、スナックと水が出てきた↓

カントリーマアム、牛乳ワッフル、惣菜パン(ツナコーン?)、クラッカーにドリンクとまあ盛り沢山

時差の関係でイギリスは日本より8時間”遅れている”ので日本時間午前3時に寝ればイギリスの午後7時就寝になるよな〜と考え、時差対策のためしばらく起きていることに。
出国前に終われなかった課題の続きをやって(上の写真左側の本がそれ)、機内エンタメに友人から推されてた『RRR』っていうインド映画があったのでそれを見て就寝。

普通に眠れたし、隣の席が偶々同じプログラムに参加する東大の人だったのでラッキー。到着3時間前くらい?に朝食が出てきた。

和食と迷ったけど洋食をチョイス。ハンバーグドリア、マカロニサラダとサラダ、パン、バター、フルーツ、クラッカー。美味しかったし量も十分。ごちそうさま。
夜のうちに北極上空を抜けて北欧の上空あたりで日の出。飛行機から見る日の出はめっちゃきれいでした。

ミュンヘン

 無事ミュンヘンに到着。初海外はドイツということになるのか。
乗り継ぎまで2時間くらいあるのでターミナルの中のカフェでプレッツェルなるリング状のパンを食べた。外は硬くて中はもちもちのめちゃくちゃ高密度なパン。ドーナツとかそういう甘い系をイメージして食べたけど、予想に反して塩味が効いているしお腹にたまる。ドイツも少しは味わったということで乗り継ぎ先のルフトハンザのターミナルへ。

こんな感じで売ってる。
ごま状の粒々は塩

ミュンヘン→マンチェスター

 出発ロビーに到着。英語でも搭乗アナウンスをしてくれたが、リスニング力が無さすぎるのと多分ドイツ英語なのとで全然聞き取れない。仕方ないのでカウンターの職員の人に”We are on this flight.Is there anything we have to do?”みたいな感じで尋ねる。こちらは初心者でもわかる英語で教えてくれた。
 マンチェスターまでは約2時間。席が非常口に近く、「非常時にはCAの手伝いをしてもらいます。その程度の英語は話せますか?」みたいなことを搭乗ゲートで尋ねられる。なんとかなるだろの精神でOKした。

ロストバゲージ事件

 無事イギリスに到着した安堵感も束の間、バゲージを受け取るベルトコンベアのところで職員の方に呼び止められる。いきなりのどぎついイギリス英語についていけないながらなんとか聴解したところでは
「ミュンヘンから来たのか?そうか。君たちのフライトの荷物は手違いでひとつも届いていないんだ。あとで届けるからこれ↓を読んでフォームを書いてくれ」

そもそも読むのにひと苦労

 初海外の私は、海外旅行ではこういう手違いも日常茶飯事なのだろうとそこまで驚かなかったが、バゲージを持っていない私たちを見た時の先着組の驚きぶりを見て初めてそこそこレアな災難だと知った。この一件以来私含む同じフライトの4人は「ロストバゲージ組」という愛称?で認識されることになった。

数日後、荷物が届いた時の「ロストバゲージ組」のslack

それでは第1回はこのあたりで。読んでくれてありがとうございました。

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