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手を伸ばしても

夏休み9日目
実家での暮らしが良すぎて、1人暮らし再開できるのか心配になってきました。なので最近はInstagramで1人暮らしの私が理想とする部屋を検索したりして心をキラキラさせてます。

こんばんは。今日はどんな1日でしたか?
充実していましたか?だらけてしまいましたか?
私は充実とだらけるのが半々な1日でした。

今日は、私がずっと追い続けている人に関しての話をします。
私には、中学2年生の頃からずっと追い続けている人が居ます。その人との初めての出会いは、YouTubeにアップされていた1本のMVでした。
仲間と共に自分のギターをかき鳴らしている姿、コロコロと表情を変えて歌うその姿に最初は
「何故かよく分からないけれど、このMVを何度も見たくなる」
という気持ちで何度も見始めました。
最初はその動画しか見てなかったけれど、違うMVも見るようになり、その人が書く歌詞、作るメロディーにわたしはどんどん惹き込まれ、気付けば今までにそのバンドが出した曲は全て聴いている程の、世間でいう「ファン」になっていました。

自分はそれまで何か1つのことやものをハマった経験がなく、ここまで好きになるとは思ってもいませんでした。
なのに、気づいたらライブは必ずツアーだったら1公演以上は行き、メンバーのSNSは全部チェック。彼らが出ているメディアも全てチェックし、更に今まで出した曲の歌詞の考察だったり研鑽したりする程になっていて、自分でも驚いています。

私は今大学1年生なので、もうかれこれ5年はファンをやっていますが、彼らへの好きの気持ちが消えることも薄まることもありません。
彼らはバンドですが、私はそのバンドの全ての作詞作曲を行っているボーカリストのことが特に大好きです。(人によってはここまで読んでわかる方もいらっしゃるかもしれませんがあえて名前は出しません。)

彼から出てくる言葉の数々が、まるで薬のようにスっと心の中に聴くだけで入ってくるのです。

「え、そんな言葉一体どこで知るの!?」というような言葉から、皆が知ってる言葉まで幅広いボキャブラリーが彼の魅力の1つだと思います。
更にその彼の語彙力を彼自身が上手く生かしてる。言葉を操る天才だと思っています。
彼はとても繊細で、人よりも感受性が10倍高い人です。そんな彼だから出てくる言葉たちがたまらなく優しく、愛おしいのです。
ライブのMCでも、私やファンが心底求めていた言葉をステージ上で言ってくれて、毎回号泣してしまいます。

自分に対してとても厳しく、人に対してはとても優しい人で、私から見ればいつも自分で自分を苦しめているように見えて時々心配になります。
世の中のことにとても敏感で常にアンテナを張ってる様に見えるので、2重で苦しんでいるのではないかなとか考えちゃいます。

そんな彼のことを人間として、心から尊敬しているし、大好きです。

いつかどこかでお会いしたいです。ライブとかの大勢の枠じゃなくて、しっかり会ってみたい。
沢山直接聞きたいことが山ほどあるし、対話してみたいです。彼との対話で何が得られるんだろう?って考えてます。まず住んでいる世界が全く違うということも全てを理解した上でも会いたいと思ってしまう。けれど、何をやっても何を死ぬほど頑張っても彼には届かないんだろうなっていう諦めとか、失望とかよく襲ってくる。

「あぁもう絶対無理だ。」

とか思ってしまう時もあります。まず1ファンなので、もし会えたら会えたで号泣しちゃって話にならない可能性がとても高いですが。笑
もうほんと、手を伸ばしても伸ばしても届かないような領域にどんどん進んで行ってる。それでも彼は「音楽は1対1」だと言う。本当にそうだと思う。どれだけリスナーの絶対数が増えたとしても、彼の芯が変わることはない。けれど、1度で良いから長い時間、深いところまで話してみたいと思うのです。

一時期は同じ世界に行こうかなと思ったりもしましたが、何しろ才能が無いので。笑
生きる世界線は別だけど、どうにかこうにか会えたりしないかなって思っています。それか、もう本気で会いに行けるポジションを狙いに行くとかですかね。笑

あとこれは余談ですが、高校2年生くらいまでは、彼のことを「超完璧人間」だと思っていました。歌が上手いし、ダンスができて曲も作れて、素晴らしい語彙力をお持ちで、人間性も完璧で。だからいつだって輝いて見えるんだろうなって思っていました。けれど、これはおそらく自分のマインドの変化もあると思いますが、高校2年生の後半あたりから、良い意味で「彼も同じ人間なんだよな」と考えるようになり、リスペクトしていることには変わりないものの、私と彼の構図が変わったというか、それまではどちらかと言うと崇め奉るような感覚だったのが、確かに生きている世界は違うけれど同じ線の上に立っているみたいな、対等というかそんな感覚になりました。

それからはわりかしフラットに彼の情報に向き合えるようになった気がしています。
そんな彼は、先月行われたライブで初めてステージ上で涙を流しました。それも弱音を吐きながら。それまで何度かライブに足を運んでたのですが、他のメンバーが泣いても絶対に泣かなかった彼が泣き、そこに立つまでの不安や恐怖だったりをかなり早口で話してくれました。それを聴いて改めて「彼も人間だったんだな」と思ったし、あの大勢の前で弱音が吐けるくらいこれまで辛かったんだな、それを乗り越えて1回りも2回りも成長したんだなと感じました。(何様なんだよという話はここでは置いておき)

どんどん遠くに行ってしまうように感じるけれど、音楽はどこまで行っても1対1。音源やラジオで会えるので、そこで会えれば嬉しいし、彼自身もそこで会おうって言ってます。

きっと、どれだけ手を伸ばしても届かない人。

それでも私は彼に会えるように手を伸ばし続けたい。直接でも間接でも彼に会える機会を頂けたらそんなに嬉しいことは無いでしょう。

これからもずっとずっと応援して追い続けるし、手は伸ばし続けます。いつかどこかで直接お話できる日が来ること願って。

今日は少し長くなってしまいました。汗
明日はどんな1日になるのかな。素敵な日になると良いな。

それではまた。🍏

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