地域範囲でのご当地マグネット分類1/2
ご当地マグネットを分類しながらコレクションを紹介していきます。
まずは地域・モチーフで。もちろん「ご当地」なわけですから、どこかの地域固有であることに間違いないわけですが、その範囲の大小はさまざまで、国の場合もありますし、県、都市、景勝地、なかには単独の名物・店舗というものも。いろいろ散りばめた合わせ技ってマグネットも多いですね。
ここでは以下の分類でそれぞれにあてはまるマグネットをご紹介。
Ａ．国
Ｂ．都市(県/州)
Ｃ．名所/施設
Ｄ．特産品/民俗風習
Ｅ．ゆかりの人物
これに当てはまらないものも多くありますがとりあえず。
ご当地マグネットA.国
範囲が国の場合、その国に存在する景勝地や名物などがてんこもりになっている場合が多いです。例えば日本。
これなどは典型で、日本だとだいたい富士山、金閣寺や五重塔など神社仏閣、東京タワーやスカイツリー、城、桜、新幹線、そして舞妓さん。後ろ向きの舞妓さんなぜかとても多い。海外から日本を訪れた外国人向けでしょう。ちなみに実際は金閣寺の後方に富士山は見えません。
こちらはゴシック体のJAPANの中に諸々の観光資源。よく見ると描かれているのは、招き猫、東京タワーと夜景、桜と五重塔、城（姫路城？）、紅葉と…これも城？、おそらく安芸の宮島。
マグネットの中に、ご当地マグネットが配置されたようなデザインのもの。城、富岳三十六景、桜、富士山、金閣寺、相撲、寿司。
オーストラリアといえば…のカンガルーにコアラですが、国の形を描いた黄色い看板の下に、シドニー、メルボルン、ゴールドコーストなど各地を文字だけでぎゅうぎゅうに詰め込んである。お買い得？
こちらはドイツ。ノイシュバンシュタイン城(バイエルン地方)、ブランデンブルグ門(ベルリン)、フラウエン教会(ミュンヘン)がひしめき合って建っている。背景にドイツ国旗。
おそらくヨハネスブルグの空港で買ったのですが、これも国単位といえば国単位。シンプルに、国旗が配色された帽子。無駄にポリレジンの手作り感。どうしてこのマグネットを選んだのか覚えていませんが、おそらく他にピンとくるものが無かったのか。もしくはそこまで熱を入れて集めていなかった頃だったからかも知れません。
ご当地マグネットB.都市
範囲として一番多いのがこれ。海外だと州、日本国内だと都道府県という場合もあり。特に東京が多いです。東京とも日本とも分類しにくいものもあります。東京マグネットは、日本マグネット同様、外国人観光客向けの要素も大きそうです。
東京マグネットにおいて、東京タワーとスカイツリーの横並びは鉄板。実際はそんな距離感ではありませんが。手前にはレインボーブリッジ。そして奥には巨大な富士山が。右上にJAPANとあるので国(日本)に分類すべきかもしれませんが、一応手前がお台場から見た風景なので。気分で。
東京タワー＆スカイツリーコンビに、レインボーブリッジ、桜。相変わらずの巨大富士山（ゲスト出演多数）。そして、東北新幹線などを走るJR東日本E5系新幹線。特筆したいのは、車体の色。おちついた光沢のあるエメラルドグリーンの再現性が完璧です。
もうひとつだけ東京マグネット。TOKYOの文字の中に色々描かれているパターンですが、左から招き猫、東京タワー、浅草雷門、スカイツリー、桜の仲見世通り、東京駅舎とてんこ盛り。
以下、東京以外の日本国内地域マグネットを立て続けにいきます。
鎌倉マグネット。鎌倉大仏、江の島シーキャンドル（灯台）、そして江ノ電。鎌倉あたりだと富士山の登場は必然。
神戸。ポートタワー、モザイク大観覧車、南京町、北野異人館風見鶏の館、後ろはさすがに富士山ではなく六甲山。こんな風に実際ひとまとめで観られる風景だったら便利ですが。
鹿児島はやはり桜島。そびえ立つのは西郷隆盛像。この西郷像は、鹿児島市街（昭和12年）や東京上野公園（明治31年）のものではなく、鹿児島空港すぐの西郷公園にある銅像がモチーフ。昭和63年建立と比較的新しい。
イエローキャブ、キングコング、自由の女神と、ニューヨーク（アメリカ合衆国）が答えのスリーヒントゲームのようですが、ド定番のエンパイアステートビルが描かれていないのがむしろ貴重です。
観光都市ドバイ（アラブ首長国連邦）も、盛りだくさん系のマグネットが豊富です。これは、世界一高いビルのブルジュ・ハリファ、世界最高7つ星ホテルのブルジュ・アル・アラブ、世界最大の額縁ドバイフレーム、世界最大の観覧車アイン・ドバイ、と、世界一建造物のオンパレード。そして砂漠のラクダ。
ロンドン（イギリス）は、ビッグベン、二階建てバス、ロンドンブリッジ、セントポール大聖堂、ロンドン塔、大観覧車ロンドンアイ。
ほかのマグネットでは、バッキンガム宮殿、衛兵、スコットランドヤード警察、赤い電話ボックスが描かれたものもあり、モチーフには事欠かない都市です。
ということで、てんこ盛りになりがちな都市マグネットですが、いろいろ描かれている一つ一つの観光資源が、いったいなんだろうと後で調べないと分からない場合が多い一方、調べるのが楽しいです。
長くなりましたので、
Ｃ．名所/施設
Ｄ．特産品/民俗風習
Ｅ．ゆかりの人物
は次以降で。