舞妓さんマグネット全部出し
舞妓さんの描かれたマグネットは、外国人観光客にウケるのでしょう。国内コレクション284個のうちで桜85個、富士山55個に続き、24個に登場するのが舞妓さんの姿です。本来、舞妓(まいこ)さん、芸妓(げいぎ)さんで、服装や髪形など明確な区別があります。ほとんどのマグネットでは見た目舞妓さんです。ざっくり言うと舞妓さんは、
・裾が長い着物(お引き摺り)の褄を左手で持ち上げて歩く(左褄)
・襟足を大きく開けて見せる
・帯を長く垂らす(だらりの帯)
・決められた髪型(割れしのぶ、おふく等)
・履き物が厚底下駄(おこぼ)
などが特徴になります。
マグネット界では京都のみならず東京、静岡など各地に出没する舞妓さんを、一気にご紹介します。
別の記事でも紹介した京都嵯峨野の竹林がモチーフのマグネットですが、新選組っぽいだんだら模様の羽織を着た男の人とならんで歩いています。舞妓さんというより、舞妓さん貸衣装で歩く観光客カップルかもしれません。
舞妓さん二人で富士山と金閣寺と五重塔を同時に眺めています。
舞妓さんが京都嵐山渡月橋と保津川下りの舟を眺めています。舞妓さんだいたい後ろ向き。
舞妓さんは富士山とセット。
本来、舞妓傘は肩に掛けず真っすぐ立てて持つのがしきたりだそうですが、背負うようにさしている絵柄がなぜか多い。
こちらを向いてくれている舞妓さん。髪型は、芸妓さんの「島田髷」に見えますが。
京の町屋を歩く舞妓さん。持っているのは「お座敷かご」といいます。
富士山頂に太陽が掛かる「ダイヤモンド富士」を見る舞妓さん。
正確に記述すると、「「「「浮世絵師葛飾北斎の版画「富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」」が立体化された情景」および「こいのぼり」を眺める舞妓さん」のマグネット」を抱える招き猫」のマグネット」です。
灯篭の石段を上がる二人の舞妓さん。「舞妓」と記載されているマグネットはこれ一つだけ。
京都三年坂を歩く2人組の舞妓さん。額縁風。
富士山を見に来た舞妓さん。
葛飾北斎の版画もちょくちょくマグネットで立体化されます。
京都の舞妓さん、東京、富士山、地理的にはまったくあり得ないコラボレーション。
切手型のマグネット。舞妓傘、どういう持ち方でしょうか。
姫路城、浅草、舞妓さんのオムニバス的なマグネット。
東京の夜景と花火を堪能する舞妓さん。
京都金閣寺と舞妓さん。舞妓さんの向きは圧倒的に後ろ向きが多い。
京都三年坂を行く舞妓さん。
日の丸に日本地図に舞妓さん。
JAPANの文字の中の各観光地を眺める舞妓さん。
TOKYOの文字の中の各観光地を眺める舞妓さん。
姫路城と富士山を眺める舞妓さん。本記事には24個のマグネット、のべ28人の舞妓さんが登場しますが、こちらに顔を見せているのは4人だけです。
理由としては「細かく顔の表情まで手塗りマグネットで描くのは難しい」、「舞妓さんの特徴はだらり帯や大きく開けた白塗りの襟足など、前よりも後ろ姿である」などではないかと推測されます。
「おこぼ」とよばれる厚底のお履き物を履いている舞妓さんですが、五頭身。
以上、ご紹介ついでに、舞妓さんの身だしなみやしきたりにも詳しくなりました。