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ご当地マグネットで盛り上がる世界の人々

ご当地マグネットは、英語ではFridge Magnet(冷蔵庫マグネット)と呼ぶのが一般的です。fridgeは、正式にはrefrigeratorである冷蔵庫の短縮形単語ですね。
日本で冷蔵庫マグネットと言ってしまうと、キャラクター商品や広告磁石シートをすべて含むので、日本では「ご当地マグネット」の用語を定着させたい、と(勝手に)思っております。

この記事では、とある海外SNSで盛り上がっていたご当地マグネット談義からの発言をかいつまんで紹介します(日本語に変換して)。

ドイツ人の「ヨーロッパ人はマグネット集めが好きなので、冷蔵庫に収まりきらず磁石ボードにまで貼り付けている」という趣旨の投稿に反応し、他のヨーロッパ諸国の人が共感したり、非ヨーロッパ圏の世界中の人が「ヨーロッパだけの趣味じゃないぞ!」と反論したりして盛り上がっています。https://www.reddit.com/r/europe/comments/111xpl2/not_on_a_fridge_but_on_a_magnetic_board_is_it_a/?rdt=61628

【原投稿】冷蔵庫でなく磁石ボードにご当地マグネットを貼っています。マグネット集めはヨーロッパのもの?

【以下がリプライ】 ※一部です&ツリー構造は適当

┗他の国ではマグネットを集めるのは一般的ではないのですか?!?!?

┗私が訪れたどの都市にも、マグネットをたくさん置いている典型的な観光客向けの店があったので、ヨーロッパだけでなく世界で一般的かもしれない

┗外国人は訪問の思い出として、母国に買って帰るためのマグネットを欲しがります。これは必ずしも「ヨーロッパ」のものではなく、「観光客」のものです。

┗イタリアでは、旅行中にほとんどの人が自分や家族、友人のためにマグネットを購入します。

┗私の冷蔵庫はマグネットでいっぱい。コレクションを増やすためにもう 1 つ冷蔵庫を購入する必要があります

┗アイルランドでも同じ

┗アイルランドも同じです。父は旅行に行ったときに買ったマグネットをたくさん持っていて、私と妹からのマグネットもいくつか持っています。実は先日、仕事でお客さんの家に行ったとき、彼女の冷蔵庫をうっとりと眺めていました。彼女は南米のほぼあらゆる場所を旅していたのです。

┗マグネットを集めなければ、どこに行ったかどうやって思い出すのでしょうか?

┗そういったお店はオーストラリア中にたくさんあります。私が子供の頃、祖母は素晴らしいコレクションを持っていて、私もそれに触発されて冷蔵庫をフルカバーにしました。スーツケースの中で場所も重さも取らない、手軽で手頃なギフトです。

┗私が訪れた場所の中で、観光客向けのお店にマグネットがなかった場所を思い出せません。これはヨーロッパ特有のものではなく、どこにでもあることだと思います。

┗旅行の際には、お土産としていつもマグネットを買います。冷蔵庫はマグネットで覆われていますが、マグネットの下には各場所の写真を貼っています。 - アメリカ人

┗私の叔母は高さ2メートルの冷蔵庫を持っていて、マグネットがいっぱい詰まっています

┗私はアメリカ出身で、たくさんのマグネットを持っています(笑)。時々冷蔵庫に行って、「ああ、あの都市の存在をすっかり忘れてた!」って思うんです。

┗年齢を重ねるにつれて冷蔵庫にきちんと表示する必要があるマグネットの数が増えていきます...これは法的義務です。そういえばマグネット警察による年次チェックが来週あり、6 個か 7 個冷蔵庫を借りる必要があるのですが、猫がいくつか壊してしまいました...

┗Brexitが起こったのは、英国人が冷蔵庫のマグネット管理権を取り戻したかったからです

┗ヨーロッパ人はみんなマグネットに引きつけられます。それは私たちの中身が鉄でできているからです。

┗私たちイギリス人は何度も侵略されてきたため、彼らは私たちのマグネットを核融合実験に利用し始めています。

┗我々は何度もイギリスに侵略されたため、それらの磁気を核融合実験に利用し始めています。-他のすべての国

┗私はマグネットのためだけに旅行します。マグネットに惹かれるのです。

┗えっと、こんなことしない人いるの?他の国でもマグネットのない冷蔵庫は見たことないと思う。

┗ヨセミテやサンフランシスコなど、アメリカでも観光客向けの冷蔵庫マグネットがあるので、完全にヨーロッパだけのものではないでしょう。

┗ガールフレンドの両親の冷蔵庫には、それがいっぱい付いています。ガールフレンドと彼女の兄弟はよく旅行しますが、彼女の両親はそうではないので、新しい場所を訪れるたびに、彼らが1つ買ってきます。私とガールフレンドも、自分たちで集めるようになりました。この習慣は彼女から教えてもらいました。私はスウェーデン出身で、彼女はオランダ出身です。

┗私たちドイツ人はマグネットが大好きで、妻と私は休暇中は必ずそれを買います。皮肉なことに、初めは老人の趣味だと思っていたのですが、今では私たちはそれを 100% 支持しています。

┗私の母はマグネットを集めるのが得意です。旅行にも行かずに、私や家族全員にマグネットを持ってくるように頼みます。冷蔵庫はマグネットでいっぱいです。

┗パスポートのスタンプのようなものですが、もっと目立つし、冷蔵庫に貼れます。

┗ここカリフォルニアではマグネットも買います。

┗ここアメリカでは、これまで訪れたすべての州や主要都市のマグネットが揃っています。いくつかの国のマグネットもあります。収集するのに最適で、マグネットボードがあればキッチンが散らからないので、素晴らしいアイデアです。

┗職場に磁石ボードがあります。休暇に出かける人はマグネットを持って帰ります。

┗私の小さなイタリア人の母は、私がどこかに行くたびにマグネットを買わせようと私をいじめます。

┗ヨーロッパ人にとって、多くの国を旅行するのは非常に簡単で安価です。私も独自のコレクションを持っていますが、それらは単なる安価なマグネットですが、感情的な価値があり、私の最も貴重な所有物の一つとなっています。私は、これらすべてをいつどこで手に入れたかを覚えていて、時々それぞれのマグネットを眺め、ヨーロッパ(そしてそれ以外)へのバックパック旅行の忘れていた思い出を思い出すのが好きです。

┗思うにこれはかなり最近の傾向では。もちろん、このような小物は昔からありましたが、たいていの人はそれを観光客のゴミだと考えていました。しかし近年では、観光客のゴミだと知りながら、わざとこれを集めて、自宅で自慢する人が流行っているようです。過去 3 ~ 5 年で、以前よりもずっと頻繁に見かけるようになったのは確かです。国、都市、島、あらゆる種類の自治体がこれに加わり、マスコット付きの市場性のあるデザインを生み出しており、どこでも見つけることができます。同じ国でも、特定の観光地ごとに異なるデザインが複数見つかります。空港から出るときに、その国全体のデザインを手に入れるのが普通です。私は仕事でかなり旅行しますが、マグネットやピンを求められることがよくあります。

┗私の古い電子レンジもこんな感じでした

┗私はイタリア人で、マグネットに夢中です

┗ヨーロッパは観光客に人気のスポットでマグネットは一般的なお土産です。ヨーロッパ人が欧州内で頻繁に旅行することを考えると、これらを集めることに慣れていたのも当然です。

┗私の両親もこれをやっていますが、冷蔵庫に貼っています。両親が訪れた場所をすべて見ることができるので、見ているだけでも楽しいです。妻と私はいつも素敵なマグカップやカップをお土産として買っていますが、食器棚がかなりいっぱいになってきています。

┗ウクライナでは間違いなくそう。両親は私たちが海外や国内を訪れたすべての都市からそれらを集めています。

┗アメリカ人として、妻と私は旅行のときにマグネットをもらいます。20個以上持っています

┗ポーランドでは、本当によく買います :) 私の家族や友人はみんな旅行中にマグネットをもらいますし、他の人にもプレゼントします。

┗車で通り過ぎるだけでもそこのマグネットを集めています

┗おばあちゃんに、旅行のたびに冷蔵庫に飾るマグネットを買ってあげました!

┗私はアメリカ出身ですが、私の冷蔵庫もそんな感じになってきました。訪れた様々な場所や美術館からたくさんのマグネットをもらいました。

┗冷凍庫に無数のマグネットが付いていなければ、あなたはヨーロッパ人ではない

┗私の妻はアジア人(アジア出身)で、我が家の冷蔵庫もこんな感じです(そして彼女がコレクションを始めたのです):D

┗アメリカでは旅行中に州のマグネットを集めることが多いのですが、冷蔵庫に他のマグネットを付けるスペースがあればの話です。

┗ああ、私の冷蔵庫はこんな感じ。

┗冷蔵庫にたくさん貼ってあります。素晴らしい冒険を思い出させてくれます

┗ノルウェーでは、この言葉は辞書の一部になっています。Kjøleskapsmagnet=冷蔵庫用マグネット

┗はい、はい、私たちはまだそれをくっつける魔法(磁力)に興奮しています。また、魔法のように冷却する箱(冷蔵庫)に貼り付けます。私たちは魔法が大好きなんです

┗イタリア人です。母は私が旅行に行くたびにマグネットを要求します。彼女の冷蔵庫は”投稿された画像”で半分覆われています

┗磁石ボードはどこで買えますか?マグネットが多すぎて、置くスペースが足りません。

┗非ヨーロッパ人です。私の両親はマグネットコレクターで、夫の両親も同様でした。そのため、どこかの土地を訪れたらマグネットを買わなければならないと、私たちは生まれたときから教え込まれています。私たちは9年間一緒に暮らしているので、幸せな思い出のマグネットで冷蔵庫のドアが外れるのも時間の問題でしょう。

┗私の義理の妹はフィリピン人です。彼女は、私たちが日帰り旅行(セントオーガスティンなど)や休暇で出かける場所のいたるところでマグネットを集めます。彼女はマグネットを集めるのが好きなのです。彼女は幼い頃から家族と一緒にマグネット集めを始めました。

┗トルコではそうする

┗マグネット集めは法律で絶対に義務付けられています。子供たちの写真と、愛らしくて素晴らしい、ポジティブな小さな絵を保持するのに役立ちます。 :)

┗私は、ビジネスや娯楽など、何らかの理由で初めて訪れる国や大都市圏ごとに 1 つずつ集めています。楽しい記念品であり、アパートメントを散らかすこともないし、費用もほとんどかかりません。地名ではなく、場所を描いているものを選ぶようにしています。彫像などの卓上アイテムを購入すると、他の用途に使用できるスペースを占有することになりますが、冷蔵庫のドアは冷蔵庫マグネット専用です。

┗ヨーロッパの習慣ではありません。カリブ海出身で今もそこに住む私の母もそうしています。

┗韓国人もそうします。正直に言うと、世界中で一般的だと思います

┗私はアメリカに住んでいますが、冷蔵庫のドアにはマグネットがいっぱい付いています。



このやりとりは実際は2022年ごろのようですが、自分もリアルタイムで参加したかったとつくづく思う次第。ともあれ、世界中でご当地マグネットの魅力が認知されていて、みんなマグネットを集めるのが大好きなようです。

ちなみに、日本でご当地マグネット集めを趣味にしている人は、googleで「ご当地マグネット」(+「集め」or「コレクション」)で画像検索すると、誇らしげに冷蔵庫の扉を披露している画像がいっぱい出てきますが、「fridge magnet collection」などで画像検索すると、世界のマグネットコレクターがぞろぞろ出てきます。

ご当地マグネット集めが世界的趣味として認知されていること、
世界中に無数のマグネットコレクターが存在すること、
世界には圧倒される量のご当地マグネットがあること、
などを思い知ることができます。