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英国展・フランス展ご当地マグネット

イギリスに行かないとイギリスご当地マグネットは入手できない。
フランスに行かないとフランスご当地マグネットは入手できない。
原則、ご当地マグネットはご当地でしか売っていない。

そこが、旅行してコツコツとご当地マグネットを買い集める楽しみ方につながっているわけなのですが(※お土産でいただくこともあります)、時として、”ご当地のほうがこちらに出向いてくれる”場合があります。それが、毎年百貨店で行われる外国物産展で、催事場にご当地の食品や酒や菓子や衣料やアクセサリーや雑貨が並びます。外国展の草分けは、三越で1965年に初開催された英国展のようですが、今では新宿伊勢丹や日本橋高島屋など他の百貨店でも毎年開催されてそれぞれ大盛況になっているようです。
実際には外国から店舗が大挙して押し寄せるわけではなく、日本国内の食料品店や輸入品店が一堂に会して販売会をやるスタイル。そこで、雑貨の1つとしてご当地マグネットが販売されるケースがあります。

最近、三越伊勢丹の英国展とフランス展に行ってまいりました。コレクターのこだわり的には現地購入主義なのですが、一応わざわざ販売場所に出向いたから、まいっか、ということでご紹介。

英国展

三越伊勢丹日本橋店の英国展2024は、8月27日(火)~9月9日(月)でした。英国展ではすでに所有しているご当地マグネットもあったりしたので、ご新規は3個に留まりました。

スコットランドマグネット

描かれているのはウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアという、スコットランド原産のテリアで、「ウェスティ」という愛称でも呼ばれています。
もう一つは傘。スコットランドではほとんど傘を差さない(レインフードが主)そうなので、なぜ傘なのかはわかりません。青地に白いクロスは、セント・アンドルーズ・クロスというスコットランド国旗です。


ロンドンマグネット

イギリスのロンドンにあるバッキンガム宮殿です。


イングランドマグネット

イングランドウォリックシャー州、ストラトフォード・アポン・エイボンにある、劇作家シェークスピアの生家です。日本人感覚だとかなり大きな邸宅に感じますが中流階級の一般的木造家屋。築は16世紀だとか。


フランス展

三越伊勢丹日本橋店のフランス展2024は、2024年9月25日(水)~10月7日(月)です。(本記事投稿時点でまだ開催期間中です)
フランス展では、出店していた雑貨屋さんで、星の王子さま(Le Petit Prince)マグネット数種類と、"コテコテ"のエッフェル塔入りマグネット数種類が販売されていました。個人的に未踏の地であり調子に乗って計10個も調達。


星の王子さまマグネット
星の王子さまマグネット
星の王子さまマグネット

書かれているフランス語は、
On ne voit bien qu'avec le coeur, l'essentiel est invisible pour les yeux.
心でしかはっきりと見えない、本質的なものは目には見えない。

物語の中で語られる、作者サン=テグジュペリのメッセージです。

深い。

星の王子さまマグネット

以下はパリマグネット。

パリマグネット
パリマグネット
パリマグネット

ここまで3つは、エッフェル塔、ノートルダム大聖堂、凱旋門、サクレクール寺院、アレクサンドル三世橋など、どれも代表的パリ観光名所の組み合わせで似通っており、コレクションしている身としてはもうちょっと都市や名所を分散してほしかったところですが、贅沢は申しません。贅沢に全部買いました。

パリマグネット

これまたパリのエッフェル塔ではありますが、レストランとの組み合わせでした。

パリマグネット

これまたまた、パリのエッフェル塔ですが、背景がフランス国旗配色のフランス地図上に、ワイン、葡萄、カフェ・オ・レ、クロワッサン、そして“ケーキ的な何か“と、パリグルメがモチーフです。

パリマグネット

やっとエッフェル塔の呪縛から逃れました。フレンチシェフがワイン、葡萄、フランスパンなどの食材バスケットを抱えています。その高さが権威を示すエントツ型のコック帽ではなく、プリーツ型コック帽と赤いスカーフを身に着けた優しそうなシェフです。


以上、各百貨店での英国展やフランス展で雑貨店が出展していたら、ひょっとしたらご当地マグネット入手できますよというお話でした。

イタリア展は未経験です。(ご当地マグネットを販売する雑貨店がイタリア展に出店しているか不明)