ある日の朝

定刻前に出勤した。

隣の部署の中堅男性が既に来ていた。

が、定刻前だから照明もつけずに暗い中で机に向かい、仕事をしていた。定刻前に照明をつけて電気代を使うことは組織の損失だと考えているのだろう。というか、そのように教育されてきたのだろう。定刻内に仕事をして利益を上げるのが優秀な証拠か。前の職場ではそんな事考えたこともなかった。

自分の席の上の照明のスイッチを入れるついでに彼の机の上の照明のスイッチも入れた。

自分の席について毎朝恒例の野菜ジュースを飲み始めた。パソコンのスイッチも入れた。机上に広がる付箋にも目を通し始めた。

彼が立ち上がり、照明スイッチへ向かった。そして、自分の上の照明を切った。そのまま私に向かって歩いてきた。

電気をつけてくださってありがとうございます。でも自分は大丈夫ですから。気を悪くなさらないでください。

やれやれ、だ な。。。

今日もおせっかいと下手な人助け失敗

自分の仕事しよっと

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