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ほぼ毎日 note #64 コスト意識について

仕事柄、モノやサービスを目にするとついそのコストについて考えてしまう。

例えば、100円均一ショップ(百均)、ブックオフ、ハードオフなどの中古品販売が気になる。
百均ショップであれば、商品の値段は100円(税抜き)に統一されている。
するとつい、販売にかかるコストの概要を想像してしまう。
まず、固定費としての店舗のテナント(賃貸料)、光熱費(季節による若干の変動あり)、そして店員さんの給料(わずかな社員と大多数のアルバイトさん)。これらの経費を考えれば、商品自体の仕入れ値なんて高が知れている。
という事は、百均ショップでボクたちが払っている代金は商品そのものよりも固定費やアルバイトへの経費・賃金なのではないか?

同様の事がブックオフ、ハードオフにも言える。
1,000円以上で購入した小説の単行本や文庫本が数十円で買い取られる。
なかには10円で買い取られた文庫が100円(税抜き)で売られていたりする。
これも仕入れ値はごく僅かで経費と利益を積み上げた結果だ。

我々がモノやサービスを購入する時、実はそのウラに隠されたコストにカネを払っているのではないか?
モノやサービスに満足したから、その対価として料金を払っているように見えてその実、コストにカネを使っているのではないか?

正しいコストのあり方を考えてみようと思う。

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