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ほぼ毎日 note #60 健康は最後の宗教である

いつの時代も健康ブームはやってくる。
最近のトレンドは「グルテンフリー」だそうな。

健康のためなら、人は睡眠時間を削ってまでもランニングやジム通いをやめない。
いやいや、睡眠、休養こそ健康の第一歩でしょ(笑)。

グルテンフリーにしても、有名アスリートが取り入れて成果が出たらしい。だからといって、週末にしか運動する習慣しかない、“にわかアスリート“もどきがマネしても効果があるとは思えない。
あくまでも身の丈にあった健康法を取り入れるべきだ。誰も全米を制覇しようなんて思っていない。

そう考えると、健康は宗教に似ている。
有名人が実行したからその成果にあやかりたくて、マネをする。
人徳を積んだ人に近づきたくて入信する。
これが健康と宗教の類似性の根拠だ。

健康ブームでタチが悪いのは、一過性であることと、周期性があること。
昔、紅茶キノコがブームになった、発酵食品がブームになったこともある。
そうしたブームは新しい健康法が出現すると人々から忘れ去られる。
そして、一定期間が過ぎると形(見た目)を変えて再び(三度)出現する。
まるで、健康ブームを仕切るフィクサーがいるようだ。

そう、健康ブームは宗教のようであり、流行を悪用したビジネスなのである。
「健康は命より大事ですよ」
誰かの囁きが今日も聞こえて来る。

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