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チョリパンとは?

1、語源

名前の通り、チョリソー+パンです。
スペイン語のchorizo+panでchoripan。

日本ではチョリソーは辛いものといい認識がありますが、アルゼンチンのものは辛くないです。
というのも、chorizo(スペイン語)=sausage (英語)になのでスペイン語の国のソーセージはすべてチョリソーとになります。
辛いと思われているは、本場スペインのチョリソーが中南米に伝わり、メキシコの辛いチョリソーをアメリカ人が日本に売り込んだからではないかと思ってます。

パンも実はスペイン語。
英語だとbreadになるし日本では普通に使われているので意識する人も少ないのかなと思います。

ソーセージとパン、つまりホットドッグでしょ!と思われがちですか、アルゼンチン現地には別にホットドッグもありチョリパンとは違う食べ物になります。食べてみるとわかりますが、何が違うの?と聞くとみんなよくわかっていないことが多いです笑。
大量生産で何が入ってるかわからないものと、塊肉をミンチにして肉屋(腸詰工場)で作られるのも違いかなと思います。

2、Chimichurriとは?

アルゼンチン発祥のソースです。
チミチュリソースをかけることにより、ホットドッグでもハンバーガーでもないチョリパンが完成します。
数種類のハーブ、スパイスをオイル、ビネガーなどに漬け込んだソースです。
現地ではお店、家庭によって味がかわりますが、お肉にはチミチュリというようにどこにでもあります。お店ではドライハーブ、家庭ではフレッシュ野菜を使っていること多く、スーパーでは瓶詰めやドライハーブの量り売りもあります。

詳しくは↓ ↓ ↓

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/チミチュリ

ここが最大の違いで強みではないでしょうか。食べてない方は実際に食べに来て下さいね。

3、価格

アルゼンチンと日本では物価水準が違いますし、インフレだったりですぐに価格もかわりますが、最初に食べたとき(2009年)は150〜200円くらいで最新(2018年)は300〜350円くらいになっています。

Mi Choripanのチョリパンはシンプルなもので750円、いろんな野菜を入れられるもので1100円になり、コスパが悪い!ソウルフードなのに高い!言われ続けていますが、現地のものを現地のように作るにはお金も時間もかかります。
うちのチョリソーは牛肉メインで1本100g以上あり、すべて店内で作ってます。
フレンチのお店で自家製ソーセージを食べると1本1000円前後するのに業態で高いと見られてないしまうのは歯痒いですが、力不足も感じています。
パンもパン屋さんに特注で作ってもらい100g以上あります。グルメバーガーと言われているものより少し大きいかと思います。
ホットドッグと比べると高いが、グルメバーガーと思うとそうでもない。
比較対象がないので難しいところですが、伝え続けていきます。