内藤 信也

株式会社Aカードホテルシステム・代表取締役 ・コーネル大学ジョンソンスクール・経営管理…

内藤 信也

株式会社Aカードホテルシステム・代表取締役 ・コーネル大学ジョンソンスクール・経営管理学修士号(MBA) ・不動産証券化協会認定マスター ・ホテル・マネジメント技能検定・検定委員 ・日本ホスピタリティ・アセット・マネジャー協会会員

最近の記事

国内で学べるTourism&Hospitality Management

つい最近気がついたのですが、学士号を取得した自分の母校(Temple University)が、日本校で、今年の秋から、観光・ホスピタリティマネジメント学科を新設したことを知りました。(プレスリリース:テンプル大学ジャパンキャンパスが2023年秋学期より観光・ホスピタリティマネジメント学科を新設 | TUJ ニュース )2023年の世界大学学術ランキングのHospitality & Tourism Management分野では、世界ランキング9位(米国内ランキング2位)に位置

    • 心からご冥福をお祈り申し上げます。

      安倍晋三元首相が、凶弾に倒れお亡くなりになられましたこと、心からご冥福をお祈り申し上げます。 政治家としての安倍晋三元首相については、その功績について、とても激しい賛否両論の評価があることを理解しています。 15世紀にグーテンベルクが改良した活版印刷技術が、『贖宥状』と『九十五か条の論題』と『ドイツ語版聖書』を普及させたという歴史的事実から、メディアの発達は、社会や世論を収束させるのではなく、むしろ激しく分裂させる性質(その当時は、カソリックVSプロテスタントの分裂)を持

      • 素直さと傲慢さ ー 心のノート

        素直さと傲慢さ 2013年7月5日に、自分のFacebookに載せたコメントが、リマインド機能で上がってきた。ある種の反省文。これからも、自分の人生で、重要な戒めになるのと感じるので、NOTEにも掲載しておく。アニメの『宇宙兄弟』のシーンで、NASAのジェット練習機パイロットの操縦指導教官のデニールが、主人公のムッタに、『今のは、心のノートにメモっておけ。』というセリフが出てくるのだが、まさに、今の自分にとって、それがピッタリの言葉。 <以下、引用> わからないことがあ

        • 全国1億2千万のAカード加盟ホテル・ファンの皆様! お待たせいたしました。

          毎年恒例の出張ビジネスマン調査結果をリリースさせて頂きます。ホテルの経営環境は、コロナ禍で厳しい中、さらに国際情勢まで厳しい状況になりました。(※ロシアのウクライナ侵攻)そんな中で、少しでもホテルの経営や運営の役に立てれば幸いでございます。 1)出張ビジネスマンの年間平均宿泊日数は? 2)出張ビジネスマンの宿泊数は、コロナ前と比較して、どれくらい減ったの? 3)出張ビジネスマンの宿泊費用の予算と実額は? 4)出張規定における実費精算と定額精算の比率は? 5)ホテルの予約・販売

        国内で学べるTourism&Hospitality Management

          英語のリハビリ始めました。

          英語のリハビリをすることを決意した。 アメリカの大学で学士号と修士号を取得した割には、職種の関係によるところが大きいのだけれども、日本人として日本で、普通に仕事をしていると、全くといっていいほど、英語を使う機会が無い。このままだと自分の英語のスキルが完全に無くなってしまうと確信できるくらい、普段、全く英語を使わない。 もともと、『特に英語好き』ではないということもあって、特段、趣味で英語に触れるということも意識的にしてこなかった。さすがに、ヤバイと感じ始め、歳をとったこと

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          日本の高等教育について考えてみる

          なぜ日本は高等教育への投資を軽視しているのか?(WHY?)、また、どうすれば、日本は高等教育への投資を改善することができるのか?(HOW?)という命題について考察する。 前提:日本が高等教育への投資を軽視しているのは明らかに事実とする。 論拠:OECDの高等教育に関する各種国際比較統計により 「どうすれば?」の部分に関する最終的、かつ具体的な施策は、セントラル・フロリダ大学の原先生がアメリカの事例を紹介※しているので、そこに譲るとした場合、                

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          4月を迎えるにあたり、「言葉」というものについて、少し考えてみる

          もうすぐ4月である。日本の4月は、アメリカの学校制度の9月に相当し、アメリカの企業の1月に相当する時期で、つまり、日本の学校の新学期が始まる時期でもあり、日本の企業の新年度が始まる時期である。いまだに、新卒一括採用が主力となっている多くの日本企業では、そう、つまり4月は、新卒新入社員が入社してくる時期であり、日本の企業が、彼らを入社式という特別な儀式で迎える。入社式の後は、いきなり現場に配属して、仕事に就かせるのではなく、新入社員研修という研修を行った後に、現場に配属して仕事

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          経営学と経営者学は違う

          今さら気づくの遅すぎない?と厳しいツッコミを入れられるのを覚悟で告白すると、ようやく気が付いたのは、『経営学と経営者学は違う』ということ。 経営学は、ファイナンス、会計、マーケティング、戦略論、組織行動論、統計学、オペレーション、経営経済学(最近は行動経済学が主流か?)などの諸科目が、いわゆるMBA(経営管理学修士号)を学位として授与するビジネススクール(経営大学院)で確立され、今ではアメリカだけでなく、日本国内でも普及しつつある概念といえる。  知識移転の分野では、将来

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