ノーコード・ツールの組み合わせを考える
次の「No-code, no-code everywhere!」という記事を読んで、少しノーコード・ツールの使い方の方向性を考えてみたいと思います。
ノーコード・ツールを組み合わせて使う
ノーコード・ツールは、エンジニア不足による開発需要の満たしきれない部分を、非エンジニアで補うことに役立つわけですが、その使い方として、ノーコード・ツール一つのみを使用するのでは、あまり現実の課題を解決するには不十分なことが多いでしょう。
Webflowを使ってウェブ構築をするのはいいのですが、それでは、ウェブ構築しかできないことになります。もっと拡張した使い方をしないと現実の課題を解決しきれません。その時、拡張する方法としてプログラミングを使う場合も多いでしょうが、ノーコード・ツールを組み合わせるという発想も重要になります。
Airtable + Webflow+Zapier
上記の記事では、Airtable、Webflow、Zapierを組み合わせるという面白い話が出てきます。Webflowは、CMS(コンテンツ管理システム)として、フロントエンド用としてウェブサイト構築に使います。そして、Airtableは、その名のとおりTableを使用するノーコード・ツールですから、バックエンド側でデータベースとして機能します。そして、一連のワークフローを連携させるツールとして、Zapierを使うというわけです。なるほど!ここまでできれば、課題解決を幅広い範囲でできるウェブアプリケーションが非エンジニアでも作れてしまいそうです。
課題からの逆算思考
ということを踏まえると、ノーコード・ツールを使う姿勢として身に着けておきたいことは、一種の逆算思考ではないかと思います。まず、特定のノーコード・ツールありきで、そのノーコード・ツールで課題解決に取り組むのではなく、まず解決したい課題が先立ち、その課題解決にどういうノーコード・ツールを連携すれば解決できるのかを考える。そして、そのノーコード・ツールを素早く身に着ける必要があると思います。
おそらく、経験に基づいていませんが、複数のノーコード・ツールを実用レベルまで引き上げるには、そんなに時間はかからないだろうと見込んでいます。そもそもそれが、ノーコード・ツールの存在意義ですから。
ということで、個人的な目標としては、まず課題を見つけて、それを解決するのにどんなノーコード・ツールを使えばいいのかを探索したいと思います。
では、ビーダゼーン!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?