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スピーチにテレプロンプター:コスパは高い!

カメラに向かって話してほしい!

学会発表や研究セミナーでは、主にスライドによるプレゼンテーションが多いですね。ただ、なかには開会挨拶、来賓挨拶など、いわゆる「スピーチ」を配信する機会もあります。こういったスピーチで挨拶される方には、できれば手元の紙原稿を見ずにカメラをまっすぐ見て話してほしいところです。カメラを見なければ思いも伝わりにくいです。

そんな時に役立つのが、「テレプロンプター」です。大統領や総理大臣がスピーチしている様子が報道されますが、そのときに彼らの前に原稿を映し出している機材です。さぞかし、特別で高価な機材だろうな、と思われますが、そんなことはありません。ピンキリでしょうが、簡易なものであれば、数万円の予算で実現可能です。

必要なものは何でしょうか?
・テレプロンプター装置
・タブレット
・三脚
です。もちろん、カメラやケーブルなどは別です。

重くてかさばるが、お手頃

まず、テレプロンプター装置は、値段に幅がありますが数万円で購入できます。私が購入したものはKinbelleというブランドのものです(検索してもよく詳細が分からに会社ではありますが)。

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Kinbelle スマートフォンテレプロンプター ミニプロンプター 12インチ以下携帯電話・タブレットpcに適用 簡単操作 高精細度 インタビュー・ライブ・スピーチ・テレビ番組など用 DSLR/HDVCAM/XDCAM/NXCAM ケース付き

価格は17,000円ぐらいです。個人で買うにはそれなりの値段ですが、手に入らないほどではないです。

このテレプロンプター装置は、重いし(約2kg)、それなりに大きい(37cm)。扱いにくいのですが、タブレットと一眼レフカメラをマウントさせる以上、がっしりとしたものでなければいけないのでしょう。それでも、表示パネルはタブレット相当のサイズですから、登壇者からみればそんなに大きくはありません。日本基準で言えば、作りが雑な感じの商品ですが、テレプロンプターを実現するという目的は十分に達成できます。

このテレプロンプターの後ろ側に一眼レフカメラを設置し、カメラレンズの前に偏光パネルがあり、そこに原稿を映し出しているわけです。登壇者からは原稿がよく見え、カメラ側からは、原稿は映らないわけです。よくできてる。初めて原稿が映ったときは小さな感動があります。

タブレットや三脚については、別のタイミングでお話しします。

では、ビーダゼーン!

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