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ウェブ会議ツール「Around」(1):Zoom1強は崩れるのか

Web 会議ツール「Around」が大変話題となっております。おそらく皆さんが使っている Web 会議ツールは、「Zoom」が多いと思います。この状況に、「Around」が楔を打ち込むかもしれません。

「Around」の存在は、『“Zoomはもう終わり”!? 新進気鋭のビデオ会議サービス「Around」がすごすぎてすごい』というブログを読んで知りました。「これは一度使ってみたい!」と思い、早速インストールしてみました。会議する相手がいないのですけれどもw。

この around のサービスの特徴はたくさんあるんですけれども、今日は1点に絞ってご紹介します。

それは、ユーザーのニーズに寄り添うカメラ映像表示です。ユーザーのカメラ映像が、丸くトリミングされ、かつ、フィルター機能がついているという点です。順を追ってみてみましょう。

カメラ映像は「長方形」という思いこみを覆す

Zoomでも他の Web会議サービスでも、カメラの映像は「長方形」に表示されますね。そうすると何が不都合かと言うと、背景が写り込みすぎるんですね。皆さん、ご経験のとおりです。この「Around」を使うと、顔を認識して、背景が映りこみ過ぎないように丸くトリミングしてくれるというわけです。これは Web 会議のストレスを減らしてくれる素晴らしい機能です。

下は、キャンプファイアモードで表示させたところ。私の背景には、実際にいろいろモノがあるのですがw、最低限の映り込みとなっています。丸い映像が丸く配置されていると、なんだか親密感が高まる気がします。

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私の職場でも、とにかく画角が小さいウェブカメラを買ってくれ、と要望されたことがあります。理由は、「やはり背景を映し込みたくない」、ということでした。このような、「背景映りすぎを何とかしたい」というニーズは、たくさんあって、その声がうまく反映されてるということですね。

カメラは「オンなのか、オフなのか」も思いこみであった

加えてフィルター機能があります。カメラ映像に薄く色をつけたり、コントラストを絶妙に変化させる機能です。そうすると、ノーメイクでも違和感がなくなるそうです。一方で、表情や顔の動きは、よく見えます。ですから、カメラを「オンにするのか?オフにするのか?」の二択だった状況に、その中間が現れた感じです。これも素晴らしい。

下の画像は、同社サイトのスクショです。(なお、マカフィーの表示は通常表示されません。)

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なるほど、フィルター機能を使うと、「どんな血色か?どんな色の服を着ているのか?」とか、プライバシーの過剰な露出が軽減されるのがわかります。

以上、カメラ映像の丸いトリミングと、フィルター機能をご紹介しましたが、どうだったでしょうか。ユーザーのプライバシーに配慮し、快適なユーザー経験を提供する素晴らしい機能と思います。

続きは、次回以降で!

では、ビーダゼーン!

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