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増殖する職場のノートPC、どうしたらいい?

皆さんが職場で使用するパソコンは、デスクトップPCですか?ノートPCですか?仕事で使うパソコンと言えば、「デスクトップPC」、そう思っている方も多いでしょう。一方、デスクに置いて通常業務で使用するデスクトップPCに加えて、最近何かと共用のノート PCを使う機会が増えていませんか?

今日は、自席で使用するPCをノートPCに置き換えても、デスクトップPCのように仕事ができます、それにより共用のノートPCを減らせますというお話です。職場のウェビナー運営担当者でノートパソコンをたくさん使わざるを得ない方、注目です。私に関係ない?いや、ご自宅での応用も可能ですから、パソコンといえば、デスクトップと思っている方はぜひ読み進めてください!

ノートPCが職場に増えた原因とは?

コロナ禍にあって、ノートPCを使う機会が増えた原因は何でしょう?

考えられる原因の一つは、職場から支給されたノートPCを自宅に持ち帰り、自宅から職場へ VPN接続することによって、職場の LAN 環境の中でテレワークするためです。もう一つは、職場のノートPCを会議室などの共用スペースへ持って移動し、ウェブ会議やライブ配信をする機会が多くなったためです。

このような事情により、新型コロナウイルスの感染拡大が始まってからというものの、多くの職場でノート PC をたくさん買うことになったのではないでしょうか。

ノートPCが増えるデメリット

しかし、職場にノートPCが余計に増えてしまうデメリットに注目してみましょう。

一つは、言うまでもないですが、購入経費がかかります。昔に比べれば、近年はノートPCもだいぶ安くなりましたが、快適に仕事をするためのスペックを求めれば、1台10万円以上が相場ではないでしょうか。

二つ目は、管理コストです。パソコンが増えれば、それを管理する手間が発生します。OSやセキュリティソフトのアップデートを定期的にしたり、資産登録して紛失しないよう資産管理したりする手間は相当なものです。

自席パソコンをノートPCに代えよう

そこで、上記のようにノートPCが増えてしまうデメリットを克服するために、自席で使うパソコンを少しずつノートPCに置き換えることを提案したいと思います。これによって、職場にノート PCが「増殖」することを避けることができます。

なぜそれを避けられるのか。それは、ウェビナーやウェブ会議があるとき、そのノート PCを会議室へ持って使うことができ、別のノートPCを使う必要がないからです。どいうことか、もう少し詳しく見てみましょう。

デスクトップである必要がない

そもそも、デスクトップPCのメリットって何でしょうか?

メモリなどを拡張できる、インターフェイスが充実している、光学式ドライブがついているなど、ハードウェアの最適化を行いやすいことや、CPUを効率的に冷却するだけの空間が十分にあるので、CPUのパフォーマンスを維持しやすいなどでしょう。

しかし、パソコンを拡張やカスタマイズする機会はほとんどなく、グラフィック処理のような負荷の高い作業を行う仕事は多くありません。メールや文作成などの事務作業が中心であれば、ノートPCの機能や性能でも十分なはずです。

とはいえ、ノートPCを使うことによるデメリットがあります。ノートPCは長時間の作業には向かないのです。モニターが低すぎるし、小さすぎるのです。視線が低くなり、小さいモニタを覗き込むような姿勢になります。短時間の作業なら問題ありませんが、首や肩を痛めやすいです。じゃあ、やっぱりデスクトップPCですね…。いやちょっと待ってください!

ノートPCとデスクトップPCのメリット、いいとこどり!

ノートPCをデスクトップのように、目線を上げて姿勢よく、大きなモニタで使う方法があるのです。

必要なものは、ノートPCスタンド、モニタ(とDPケーブルやHDMIケーブル)、無線キーボード、無線マウス、以上です。ノートPCスタンドを除けば、すでに自分のデスクにあるかと思います。加えて、ノートPCスダンドは必須ではありません。省スペース化が必要ないなら購入不要ですし、購入しても数千円です。

自宅のノートPCスタンドです。プラスチック製のしょぼいものですが、実は十分です。

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さて、必要な物品がそろったら、

1.ノート PC スタンドにノート PC を立てます。
2.そのノート PC に、モニター、無線キーボード、無線マウスを接続します。
以上です!これだけで、立派にデスクトップPCとそれほど変わらないPC環境の出来上がりです!

Windows10であれば、ノートPCを開かなくても、電源を入れるだけで、外付けモニタにきちんとデスクトップ画面が表示されると思います。特段、設定もしなくて済むはずです。簡単です!

共用のノートPCなんていらなかった?

この環境を作れれば、いざ別室でウェブ会議となれば、自分のデスク上のノートPCから、すっとHDMIケーブルを抜き取り、そのノートPCを持っていけばいいだけです。短時間の会議なら、電源ケーブルは要りません。これができていれば、ウェブ会議やウェビナーのために使う「共用のノートPC」なんて、そもそも要らなかったのです。

ということで、コロナ禍の影響で、なんだかノートPCが職場で増え過ぎたことを解決するために、逆説的ですが自席のパソコンをノートPCにしてしまいましょう、というお話でした。

会社のパソコン環境を整備する義務は私にはない?まあ、そうかもしれません(汗)。でも、ご自宅でもノートPCをデスクトップのように使いたいというのであれば、知っていて損はありませんよ。

では、ビーダゼーン!


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