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背景を切り抜りぬいてみたい:クロマキーは簡単にできる!

クロマキーって何ですか?

ライブ配信を始めると一度試してみたくなるのがクロマキーです。クロマキーって何?

「クロマ」とは「色」という意味です。「キー」は、背景など画像の一部を切り抜くことです。つまり、「クロマキー」とは、色を基準にして背景を切り抜くことです。

そして切り抜かれたところに、別の映像を差し込みます。そう、テレビでアナウンサーがダイナミックな映像を背景に立っていたりしますね。実際には、アナウンサーはグリーンの背景の前に立っていて、背景として別の映像が合成されています。基準となる色はグリーンに限らず、別の色のこともあります。

ちなみに、「色」でなく、「明るさ(輝度)」を基準に切り抜く部分を決める「ルマキー(ルミナンスキー)」というのもあります。

私でもできる?

やってみたく、ないですか?かなり誘導していますけれど!はい、道具さえあれば、家でもできます!

必要なものとして、カメラとパソコンがあることは前提です。クロマキー用に特に必要なものは、「グリーンの背景布」と、以前ご紹介した「Atem mini Pro」というスイッチャーです。今日は、背景布の話だけします。

背景布って大きい…

私はこの商品を使っています。キャリーケースに収納したまま、撮影してすみません。

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家で広げるとかなりでかい。でも、このサイズであっても立っている人の背景をもれなく埋めるのは難しいんです。どうしても、パネルの面積が足らないんです。すると、余計なものが、人物の後ろに映ってしまうんです。

ということは、皆さんがイメージしているような立っている人の背景を抜いたり、もっと言えば歩いている人の背景を埋めるには、もっと大きな背景布を必要とするということです。パネルというよりは、天井や床もグリーンの布が必要だったりします。

このため、私が持っているパネルでは座っている人の上半身の背景を埋めるのが精一杯です。とはいえ、まずはクロマキーの実験をしてみたいのであれば、十分ですし、座った人を撮影するつもりなら、事足ります。こんな感じに上半身の撮影なら問題ないです。

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続きは、また改めて!

では、ビーダゼーン!

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