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認知機能は間もなく日が昇る?問い合わせが急増の日々。

今のビジネスは「認知機能の見える化」というテーマでプロダクトの提供を行っています。私たちの会社で重視しているのは”エビデンスがあるもの”ということです。世の中にはたくさんの”認知機能”をうたったプロダクトがありますが、実はエビデンスがない、もしくは貧弱なものが多数です。そういう点が大きな差別化要素ではありますが、その結果多くの引き合いをいただいています。

今回は”認知機能”という視点がビジネスにおいて大きなトレンドになりつつあるということを私どもがいただいている引き合いを事例にお伝えをしていきます。
それらの事例をもとにご覧いただいている方のビジネスに活かしていただけたらと思います。


認知機能は時代のビッグトレンド

昨日とある主要証券会社が企画するビジネスピッチの場に立たせていただきました。オンラインのものでしたがビジネスピッチに立つのは初めての経験です。これまでは社長が行ってきたものを、役割分担としてデビューを飾りました。(これも初体験のひとつ!)

ピッチそのものについては持ち前の性格でとても楽しむことができましたが、質問自体はどんなものがくるのかはさすがに緊張をしました。結果怯えるようなものではなく、参加者に対する興味付けを加えるような優しさ溢れる質問で助けられました。

その後VC(ベンチャーキャピタル)やCVC(事業会社の投資会社)からも多数の面談の問合せや事業会社からの相談をいただきました。

これが「認知機能」に対する時代の流れを表す一つのケースです。また弊社が月に1度東京と大阪(神戸)でそれぞれ行う商談会も以前は「認知症予防」を目的とした医療介護企業がほとんどでしたが、今では医療介護の企業は1~2割で、一緒に商品開発を行いたい企業がほとんどという状況です。その商品開発をしたいという企業も誰もが知る企業がすぐに予約を入れてくださる状態で、我々も驚いています。

話を伺うといずれもプロダクト開発において”認知機能”は重要要素として考えており、”エビデンス”のある確かなものを求めている様子を感じることが出来ています。

高齢者分野での認知機能

やはり国内市場で戦っている企業は、高齢者の増加という見えている未来への商品開発を急いでいます。企業の持つプロダクトに応じて目的は異なりますが、多くは
・認知症予防
・高齢者のアクティブ状態の維持
・生涯現役
・ビッグデータの取得
を大きなテーマとして取り組んでいるように思います。特に2つめの「高齢者のアクティブ状態の維持」は各メーカーや事業会社が注力する分野で食品メーカーや経験価値を提供する会社、認知機能の維持向上を目的とする会社から話をいただくことが増えています。

うつ病対策・離職防止での認知機能

今後さらに加速度的に増していく人手不足において、長く働き続けていただくことはビジネスを成立させるための重要な要素です。頑張って働くがゆえに若手のエースがつぶれてしまっては今の数字が成立しないだけでなく、ポテンシャルがある若手も入ってこなくなってしまうために、各企業が労働環境の改善、健康経営へと向かっています。

そんな中、ストレス環境下およびそこでの精神疾患の発生予防の取り組みの一つとして状況の見える化が行われます。数値化等のスケールがなければ取り組みようがありません。そこでその数値化の要素として認知機能が選ばれてきています。

ヒヤリハット対策としての認知機能

ニュース等を見ていても2024年問題というのを目にすることが多いと思います。知らない方は大きなビジネスピンチとビジネスチャンスをはらんでいるキーワードですので調べていただきたいです。

ざっくりとまとめると既存のルールが変わることにより、
運輸・物流・建設・医療において労働時間の制約等が”まともになり”その結果として労働力不足に陥るということです。重要なのはこれまで厳しい労働環境であったものが”まとも”に正されるということなんです。

そんななかで安全な労働環境を作る動きというのはあらゆる業界において発生しており、その中で出てくるのが「ヒヤリハット」という文脈です。初めて聞く人もいるかもしれませんが、医療介護、建設等では日常用語となっており、もともとはハインリッヒの法則に基づいている言葉です。

これらの問題や事故が起きるには環境やルール問題もありますが、同時に疲労や集中力といった人的課題も同時にあります。そのような視点を見つけるために”認知機能”に着目することもあります。

パフォーマンスアップとしての認知機能

さらに認知機能は普段の状態や個人の特性によって変動します。どんなときにどんな変動をするかをここに把握することによって自身のパフォーマンスが高い状態というのを把握できます。そうすることで重要な判断決断等をしなければならない前日の過ごし方などが決まってきます。

そうすることで一般論ではない、個別のアプローチを見出せます。

現在はその応用例として、自動車教習所とは安全運転プログラム、研修会社とは現役ビジネスマンに対する生涯現役プログラム研修などの提供も行われています。中心となるコアバリューは”自己覚知による行動変容”というものです。人事の方であればイメージが付く言葉ですね。

認知機能は多様なジャンルにおいて重要指標となっている

このように認知機能は高齢者だけではなく現役世代、ビジネスマンだけでなくスポーツ選手等にも重視され始めている分野です。すでに団塊世代が後期高齢者に突入をし人手不足も加速してきています。メディアとしてもニュース性のあるキーワードとして「高齢化による労働力不足」というのは取り出されるでしょう。これはだれもがわかっている事実を取り上げただけですが、そこに対する課題策の一つとしてある「認知機能」が着目されブームになれば多くの人の役に立つのと同時に、ビジネスとしても大きなチャンスが広がるのではないかと思います。

その際に見える化がなされなければ、自己満足で終わってしまいます。もし皆さんのビジネスにおいて”認知機能の見える化”が重要になるようであれば、是非一度ご連絡をください。

認知機能の見える化から目が離せない!

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