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おすすめ本 夢を売る男

今日おすすめさせていただく本は、百田尚樹さんの「夢を売る男」という小説です。僕自身、3年ぶりくらいにまともな小説を読みました。笑笑

夢を売る男は、素人相手に本の出版を持ちかける自費出版に近い業務を行う出版社をモチーフに描かれています。僕自身将来はベストセラーを出版するという夢があるので、身を摘まれるような話でした。
小説は年々売れなくなってきているのに、本を出したい人は増えている。
これは現実の話らしいですね。

個人で情報発信ができる時代ゆえに、それまで人間が押し殺してきた自己顕示欲が溢れかえっているのかもしれないです。僕も自己顕示欲の塊なので、「夢を売る男」のやっているような商売には引っかからないよう気をつけたいというのが一番の感想です。

ですが、自己顕示欲や承認欲求が高まり続けている現代を逆手にとった商売をするのは、賢いですよね。なんならその分野で成功できれば、自分の自己顕示欲も満たすことができる。さらば青春の光さんのコントに「終電逃させ屋」というものがあります。タクシー業者と連携した関西弁の男二人が終電間際の駅前で喧嘩をして終電を逃させ、タクシーで帰らせるという奇天烈なコントです。もちろんめっちゃ面白いんですが、このコントを見た時、森田さんはこんなところにもビジネスのチャンスを見出すんだってハッとさせられました。

もちろん商売はお客さんに喜んでもらってなんぼですが、ビジネスチャンスって意外に身近に潜んでいるのかもしれません。そんなことを考えてました。
ではまた!

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