自分軸の私の物語〜最終話〜
最後に、障害児の親子通園施設で働いている保育士として、そしてライフコーチとして、メッセージを送ります。
「子どもは、勝手に育ちます。」
保育士免許剥奪されそうですが。(笑)
私の施設に通っているママは(100%付添いがママなので、ここではママと表記します)
「我が子をどうにかしたい!」
「何とか成長させたい!」
「心配でたまらない!」
と考えている、一生懸命な方ばかりです。
思考が我が子でいっぱいで隙間がない状態です。
子どもは、無限の力があります。
それは、健常児であろうと障害児であろうと一緒です。
その力をどうか信じて下さい。
そして、見守って下さい。
無限の力を引き出す為に必要なのが、ママの隙間です。
育児、家事、仕事と目まぐるしい日々を送っていると思いますが、隙間を見つけて、自分を労って下さい。
自分の感情をしっかり味わって下さい。
我が子を心配する気持ちは痛いほどわかりますが、自分の心をみてあげて下さい。
悲鳴はあげていませんか?
泣いていませんか?
笑えていますか?
是非、誰かに正直な気持ちを吐き出して下さい。それが難しかったら、ノートに本音を書き出してみて下さい。
その後、自分の感情を見て、じっくり味わって下さい。
すると、少しだけ、心に隙間ができます。
それだけでも、随分楽になります。
そして自分の好きなことをして下さい。
美味しいケーキを買って一人で食べる
推しの動画を観る
漫画を読む
花を飾る
もっと余裕があれば、
映画を観に行く
マッサージに行く
ショッピングに行く
自分の為の時間を設けて下さい。
その後、我が子と接すると、感じ方が変わります。
私もかつて、息子の障害が少しでも良くなるように、必死でした。
自分の為に時間を費やす暇があるなら息子の為にと、障害についてネットサーフィンをし、言葉を教え、塾に通わせ、講座を受け…と必死でした。
もがけばもがくほど、成長どころか癇癪は激しくなり、息子は私から離れていきました。
子どもが求めているのは、ママの笑顔です。
教育は、いつでもできます。
自分で、学んでいきます。
ママの笑顔で、子どもは心の成長をします。
笑顔は余裕がないと出てきません。
自分を好きでないと出てきません。
大変なのは、分かります。
でもどうか焦らないで下さい。
「我が子より、自分を大切にして下さい。」
自分を大切にしていくと、自ずと我が子が成長していきます。(経験済!)
苦手なことは、誰かに助けてもらって下さい。それが難しかったら、手抜きをして下さい。
好きなことは、我慢せず、公にやって下さい。
泣きたかったら、泣いて下さい。
怒りたかったら、怒って下さい。
自分の気持ちに正直になって下さい。
そして、スッキリしたら、沢山笑えます。
どうか、我が子の成長の為に自分を犠牲にしないで下さい。
ママは世界で一人。
子どもは、ママの幸せを望んでいます。
ママが幸せなら、その子も必ず幸せになります♡
読んで頂きありがとうございました💖
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