流山 六実

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「わたし」企画書

キャッチコピー:異世界から来た少女は、もう一人の女の自分だった。 あらすじ:葉山春馬は16歳の高校生である。ある日、春馬の前に葉山春香という少女が現れる。彼女は異世界の葉山春馬であった。そして春馬の世界の男性は春香の世界では皆女性で、女性は皆男性であった。春馬と春香、その仲間たちによる、恋愛と友情の青春物語が、異世界ファンタジーを交えて展開されてゆく。 第1話のストーリー:ある日、葉山春馬(男)(高校生16歳)の部屋に突然、空間に穴が空き少女が現る。突然のことに慌てる春馬

    • 「君たちはどう生きるか」の見方について(ネタバレなし)

       以前に宮崎駿監督は、「大人の弱点は何でも整理してしまうこと」とテレビで言っていました。  私はそれに感銘を受けました。また、宮崎作品もそういう整理や線引きを越えた作品が多いように思えます。  例えばアメリカ映画の様に正義のヒーローが絶対的な悪を倒す、「善対悪」というはっきりした二元論でなく、宮崎アニメは、「善悪不二」のように思えます。登場人物は皆、良い所も悪いところも共存して動いている。結果、誰が正義で誰が悪か評価できない世界。  それは、「善対悪」だけではなく、全てがその

    「わたし」企画書