抱えて生きながら生きていくということ
人は、どうしてこうもうまく生きれないんだろう。
そんなことはわかっていても、前に進み続けなきゃいけない。布団の中で昼を無駄にしようとしても、現実は変わらず、恐ろしい朝だけが襲いにくる。
浴びるような日差しは、机にかかったギターを突き刺すように照らしている。
まるで自分に逃げるなと、追い込みをかけるように。
音楽はいつだって楽しい。ライブハウスで自分を見にきてくれることが嬉しい。そこから広がる人間関係も含めて大好きだ。
今の俺にとってそれだけが全てで、変わることもないんだろうと思っていたけど
たった一人の人間とのギクシャクで、こんなにも世界の見え方は変わってしまうし、中心から外れて、気付けばもう自分がどこにいるのかわからなくなる。
俺はあやのことが好きだったし、俺の話で笑ってくれるのが嬉しかったし、大切にできることが幸せだった。
日記でも、やっぱり貶せないなと思う。いくら相手に非があったといっても、自分が見返したときにダサいなと思うような気がする
結局自分はどうしたいんだろうか。
もう正直またあのときみたいな距離感で来られるのは辛いし
今はとにかく、関わることよりもこの心の持ちようを晴らすことに専念していきたい。
一時的なだけかもしれないけどなぜか気分だけ明るい。きっと夜になるとまた戻るんだろうと思うと怖くなるけど
自分を助けてくれる人はたくさんいるし、俺の存在を必要としてくれる人はきっといるはず。
今その人たちに寄りかかって、次に寄り添えるようなそういう人間になろう。
俺は過去自分を見返してみた時に、こんときの俺やるじゃんって思ってもらいたい。
未来の自分に期待したいなら今から変えていこう。そういう積み重ねが自分のこの先を保証してくれると信じて。
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