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聴いてはもらえないだろうけれども若者にわかってほしい話

凡人の私が何か提供できることがあるとすれば、失敗談くらいだろう。私は40代男性だけれども、好きな女性にモテたいと思っていた。しかしこれは自分のことを知らないからこそできる無謀な企てで、なんの実りもないまま20年近くを過ごしてしまった。むしろお金を無駄に使ったのだから、大きくマイナスといっていい。もし偶然にもこの記事を読んでくれた若者がいれば、私は自分のことをよく知るようにした方がいいと伝えたい。私のできることはそれしかない。しかも若者はこうしたことには聴く耳を持たないというのも普通のことなのだけれど。

しかしながら、もし伝わるのであれば、失敗だった行動を紹介したい。それは2つある。

一つは高い服を買うことだ。これは本当に無駄で、何も得るところがない。というのも、服は着こなす能力が必要で、しかも選ぶ能力も必要だからだ。対策としては自分に合う安い服を手に入れ、それでいくつもコーディネートを組むことだ。それで経験値を積んでいくと自然と自分のこともわかるし、服のこともわかってくる。一番はスタイリストに聞くことだが、そんなお金は大抵はない。

もう一つは会話が得意でもないのに女性と話しに行くことだ。これもまた何も得るところはない。たまに心優しい女性に出会って、いい気持ちになることもあったが、大抵は自信をなくすだけだ。いまから思えば、私は女性が人間として好きではない。話も合わないし、話すこともないのだった。しかも話すのが得意な人は自然と会話ができるし、おもしろいところがその人自身にあるので、相手も興味を持ってくれる。退屈な人間は退屈に思われるだけで、悪ではない。落ち込む必要などないのだ。必要なのは合わない人とは距離を取ることだ。

これらをまとめてみると、結局は自分の能力を正しく判断し、その上で本当に自分がしたいことをやるべきだということに尽きる。とはいえいうのは簡単だがやるのは難しい。そこで、それを達成できる工夫を最後に書いておこうと思う。

  • 行うのが大変な趣味を持つ。

  • モーニングページをやる。

  • 仕事をする。

  • 何かに所属する。

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