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noteは一つの事業
noteを使っていて思うことがある。
それは読者はほとんどあまり読まれない書き手だということだ。「どうしたら読まれるのか」などの記事が伸びるのもそのためだろう。
ここから見えてくるのは、noteを使っているほとんどの人が自分の記事を伸ばしたくて「スキ」やその他の活動をしているのではないかということだ。
しかも本当に読まれている記事というのは簡単には書けない、つまりは専門知識や文章力が必要なので、弱者的な書き手はどうしたら読まれるのかという悩みにはまり、しかも活動する中でnoteに答えを求め、結局無駄に時間を使っている。
だから門戸を広げることは何も成功者を増やすことにはならない。ここにも経済活動の法則が入り込む。ユーザーが増えると信用度が増すのでアプリ、サイトの作り手は幅広くユーザーを集めたい。しかし結局誰でも文章が書けるというのは幻想だから、同じような低級な記事が量産され、一部の優秀な記事にお金が集まるというギャンブル的な構造には変わりはないのだ。
ここにnoteが商業なのだという証拠を見出す。要するに慈善事業ではないのだ。してみると、関わらないというのも一つの方策になるが、結局こうしたアプリやサイトは便利なので、使わざるを得ない。私のような低級な書き手はこうしたユーザーを幅広くごっそり手当たり次第に集めているところしか書くことができない。
では私は今後どうするのがいいだろう。それはただ書き続けることだ。そして、読まれることを想定しつつも、読まれないことに慣れることだ。そして自分の低級さをわかり、それを受け入れることだ。
教訓:読者はすごいものを求めており、自分にはそれは提供できないのだから、無駄な夢など持つのはやめよう。
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