少し不在

遊んだことのなかった人たちと、遊び、話した。
価値観の違う人たちの、それぞれの
自分だけの話を聞くのは楽しかった。
人生設計、仕事に対する考え方、彼氏の話。

いつも遊ぶ人とは、
合わせた結論を出す話をする時間、
多すぎるかもしれないな。
疲れないけど、残らない。
ハッピーエンドが予想できる、映画。

いつも、そんなかんじだから、
今日は、自分の、自分だけの話が
スラスラと出てこなくて、
頭にもよく考えないと浮かばなくて、
思いついた巧妙な相槌と昔考えた内容を復唱していた。
よって、少し不在だった。

好きなタイプは、
考えて自分だけの人生を生きてる人
なんてことをいったけど、
特大ブーメランを喰らった。

今日会った人の元彼は、
別れる前に
「なぜ私に対する態度が変わったの？」
の質問に無言を貫き、
最後別れる時には「あってるときは好きだけど、会ってない時は好きじゃない」
とか
「嫌いになったことなんて一度もない」とか「素の自分でいられない」
とか言ってたと聞き、
自分のことばっかり考えているな、とおもった。けど、この人も私と同じ少し不在な人だ
ともおもった。

そうか、まだ自分のことばかり考えていたのか、私。
むずかしいね、長年の習慣を変えるのは。