457: The Rolling Stones / Ventilator Blues

ストーンズの「~・ブルース」と言えば、この曲もあります。
1972年リリースの『メイン・ストリートのならず者』(UK1位/US1位)は、バンドにとって初となる2枚組アルバムでした。
収録された18曲はすべてが名曲で...とは必ずしも言えないのですが、その「ラフでルーズ」なまま、2枚組に詰め込んだところに、当時のストーンズの勢いを感じさせます。
発表当時は「散漫すぎる」という評価が多く、曲を選んで1枚モノにした方が良かったという声もあったようですが、時とともに「これこそがストーンズ!」という評価に変わってきているように感じます。
まあ、レコーディング当時、メンバーたちの生活ぶりはメチャクチャだったようですが...
LPではC面に収録されていたこの曲は、話題になることは少ないですが、ソングライターにミック・テイラーが名を連ねている、数少ない曲です。
ニッキー・ホプキンスの弾くピアノが、不思議な雰囲気を醸し出しています。ちなみに、ライヴでは1度だけ演奏されたようです。

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