081: The La's / There She Goes

ライトニング・シーズはリヴァプール出身ですが、リヴァプール出身のバンドと言えば、ザ・ラーズは絶対に外せません。
とは言え、一般の知名度が高くないのは、アルバム1枚とシングル5枚という、残した作品数の少なさが理由でしょう。
しかも、その唯一のアルバムも、バンド側がアルバムの仕上がりに不満で放棄した音源を、レーベル側がプロデューサー(スティーヴ・リリーホワイト)に依頼して仕上げ、一方的にリリースしたといういわくつき。
バンド側は「買うな!」と猛反発するも、レーベル側はアルバムからシングルを3枚リリースするという泥仕合に。
ということは、バンド側が納得した作品は、最初の2枚だけ...
でも、本人たちが納得していないとしても、アルバム『The La’s』は名盤だし、2ndシングルのこの曲の美しさは、決して色あせることはないでしょう。
(ちなみに、このMV、USヴァージョンではなく、UKヴァージョンのはず)

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