377: Duran Duran / Perfect Day

「007 美しき獲物たち」以降のデュラン・デュランは、時折ヒット曲は出すものの、かつてのような「出せば売れる」状態ではなくなり、停滞期に入ります。
それでも、1993年の『デュラン・デュラン(ザ・ウェディング・アルバム)』(UK4位/US7位)からは、「オーディナリー・ワールド」や「カム・アンダーン」がヒットし、復活を印象づけました。
が、しかし...
1995年にリリースされたカヴァー・アルバム『サンキュー』は、UK12位/US19位とセールスはソコソコながら、メディアからは大酷評される結果となりました。
このアルバムからの1stシングルとなったのが、この曲。
ルー・リードのオリジナルを意識したのか、かなり退廃的な雰囲気の漂うアレンジとなっていますが、このバンドのカラーに合っていたかと言われると、まあ微妙なところです。
その後、1997年にはジョン・テイラーが脱退し、バンドは低迷期に入りますが、2001年に全盛期の5人が再集結し、(アンディ・テイラーは2006年に脱退・引退しますが、)現在も活動を続けています。

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