1075: Robert Palmer / I Didn't Mean To Turn You On

アルバムが大ヒットしたパワー・ステーションでしたが、続くツアーにロバート・パーマーは参加せず、オリジナルの4人による活動は、そこで終了となります。
離脱したパーマーが、1985年にリリースした『リップタイド』(UK5位/US9位)は、そういった話題性もあり、彼にとって最大のヒットを記録しています。
プロデュース(とベース)はバーナード・エドワーズ、ドラムはトニー・トンプソン、さらにアンディ・テイラーがギターで1曲参加するなど、そのまんま「パワステ人脈」を引き継いでおり、「引き抜きか⁉」という気がしないでもありません。
5枚目のシングルとなったこの曲(UK9位/US2位)も、妙に既視感のあるMVの効果もあり、大ヒットを記録しています。
残念ながら、バーナード・エドワーズは43歳、トニー・トンプソンは48歳、そしてロバート・パーマーは54歳と、みんな若くして亡くなっています。

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